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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000048338
提供館
(Library)
吹田市立中央図書館 (2310124)管理番号
(Control number)
吹-60-2016-008
事例作成日
(Creation date)
2007年08月30日登録日時
(Registration date)
2008年10月23日 16時55分更新日時
(Last update)
2017年02月06日 17時58分
質問
(Question)
吹田(すいた)の郷土料理について知りたい。
回答
(Answer)
1、『郷土の歩み 12号』(吹田市立第五中学校郷土研究クラブ 1974.11)
p49~52「むかしの食事」「行事食」「農業と食事」の聞き書きが記されている。

2、山田村で昔の行事の際に食べられていた食事の記述が以下の資料にあった。
『山田郷土史山田のあゆみ』(山田自治会郷土史編纂委員会/編集 山田自治会郷土史編纂委員会 2001)p146~147 

3、吹田市の名産品であった、たけのこや吹田くわいの料理法の記述があるものは以下のとおり。
『大阪食文化大全』(笹井良隆/編著 西日本出版社 2010.11) 
『大阪府の郷土料理』(上島幸子/[ほか]著 同文書院 1988.7)
『日本の食生活全集 27』(農山漁村文化協会 1991.2)
ただし、現在はたけのこ、くわいとも一般に流通するほどの収穫量にない。

4、吹田を含む淀川流域の郷土料理「かただんご」の記述がある資料
『大阪府の郷土料理』(上島幸子/[ほか]著 同文書院 1988.7)
回答プロセス
(Answering process)
(1)『郷土の歩み 12号』(吹田市立第五中学校郷土研究クラブ 1974.11)
p49~52 むかしの食事、昔の行事食、むかしの農業と食事について記述あり。
「ノッペ料理」大根・人参・ゴボウ・コンニャク・油揚などをコロやブリの骨で煮込んだものの紹介のほか、「行事食」と田植え・稲刈りを共同でするための食事が紹介されている。そのほかにも、高浜(たかはま)神社の春祭り(赤飯と鶏肉、箱ずし)と秋祭り(ぜんざいなど)のご馳走(p18)、岸部(きしべ)地区の春の行事「山行き」の時には「かしわ(にわとりの肉)でのすきやき」(p29)も紹介されている

(2)『山田郷土史 山田のあゆみ』(山田自治会郷土史編纂委員会/編集 山田自治会郷土史編纂委員会 2001)
p146~147 山田村昔の行事として行事の際にたべたものの記述あり。
1月「4日 福明し 朝菜っぱ餅を食べて、各々今日から業務を始める」「7日 七草粥を作って無病を祈る」「15日 小正月 焼雑煮を食べる、小豆粥を食べる」
2月 節分 豆まきには「夕食に麦飯に鰻を食べて健康を願う」
11月 初亥の日「亥の子と言い牡丹餅を作り食べたり近所に配る」

(3)『郷土吹田の歴史』(吹田市総務部市史編さん室/編集 吹田市役所 1990)
p123 吹田くわいと、芹、筍が名産品として記載されている。

(4)『大阪食文化大全』(笹井良隆/編著 西日本出版社 2010.11) 
p247~249「吹田慈姑(すいたくわい)」の項では、「食文化」として、「えぐ味が少なく味わいは栗のようでほくほくとした甘さが特長。大阪の正月料理に欠かせない食材であった。お正月の煮しめ料理」「蒸したり、茹でたり、揚げたりと様々な料理に使える」と紹介されている。

(5)『大阪府の郷土料理』(上島幸子/[ほか]著 同文書院 1988.7) 
「吹田市」p56の項目では「かつては吹田ぐわいがあったが、今は衰退して、その品種の保存、普及に努めている」との記述がある。
「北摂地域の郷土料理」p53~91の中で、吹田の地名が記載、または名産品を扱った料理は以下のとおり。
「北摂のたけのこ」p78の項では、郷土料理として「たけのこのさし身」が「北摂台地の地元の人に一番おいしい食べ方といわれている」との紹介がある。

「かただんご」p80の項では、「大阪平野の淀川あたりの湿地帯の吹田・摂津(せっつ)・寝屋川(ねやがわ)あたりにみられるだんご」が紹介されており、「丸めただんごの皮を麻の葉模様や縞模様を美しく彫った木型の上で押して模様を写し、丸めたあんを包んで編み笠の形に二つ折りにしてこしらえる」。

「吹田ぐわい」p89~91の項では、「めでたい食べ物として、正月のおせち料理に用いられ」「くわいの料理としては、昔から正月のおせち料理に必ずつくられている煮しめのほか、薄切りにして揚げたくわいチップもビールや酒のおつまみに喜ばれる。その他、白あえ、でんがく、おろし揚げなどにしてもよいものである」。

(6)『日本の食生活全集 27』 (農山漁村文化協会 1991.2)
特に吹田の地名は記されていないが、「北河内(きたかわち)<淀川流域>の食」の項目の「季節素材の料理法」p208~209にくわいが、「お煮しめ(おせち料理)には欠かすことができない」野菜として紹介され、「くわいの煮つけ」の料理法が記されている。

(7)上記のほか、吹田くわい保存会または同会会員によって編纂された以下の資料に、吹田くわいの料理法の記載がある。
『吹田名産吹田くわい』(吹田くわい保存会/編集協力 吹田市市民文化部産業労働室 2005)
『吹田慈姑』(道家博隆(どうけひろたか)/著 1988)
『吹田くわいの本 なにわの伝統野菜』(吹田くわい保存会/編 創元社 2010.6)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衣住食の習俗  (383 8版)
参考資料
(Reference materials)
『吹田名産吹田くわい 吹田くわいの概要とおいしい料理のいろいろ』 吹田くわい保存会/編集協力 吹田市市民文化部産業労働室 2005
笹井良隆 編著 , 笹井, 良隆, 1956-. 大阪食文化大全. 西日本出版社, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011053043-00 , ISBN 9784901908542
上島幸子 他著 , 上島, 幸子, 1932-. 大阪府の郷土料理. 同文書院, 1988.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001963630-00 , ISBN 4810350339
日本の食生活全集 27. 農山漁村文化協会, 1991.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002099221-00 , ISBN 4540900099
吹田くわい保存会 編 , 吹田くわい保存会. 吹田くわいの本 : なにわの伝統野菜. 創元社, 2010.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010942041-00 , ISBN 9784422732022
『吹田慈姑』 道家博隆/著 1988
吹田市総務部市史編さん室 編集 , 吹田市総務部市史編さん室. 郷土吹田の歴史. 吹田市, 1990.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I029878942-00
『郷土の歩み 12号』(吹田市立第五中学校郷土研究クラブ 1974.11)
『山田郷土史山田のあゆみ』(山田自治会郷土史編纂委員会/編集 山田自治会郷土史編纂委員会 2001)
キーワード
(Keywords)
吹田(すいた)
郷土料理
かただんご
ノッペ料理
慈姑(くわい)
吹田くわい
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
小中学生
登録番号
(Registration number)
1000048338解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決