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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000048195
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M08021812364882
事例作成日
(Creation date)
2007/12/18登録日時
(Registration date)
2008年10月18日 02時21分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 00時30分
質問
(Question)
漫画の中国人キャラクターのセリフ語尾が「~アルヨ」や「~アルカ」となることがある。そのような言いまわしが成立するに至った事情がわかる資料があれば読みたい。
回答
(Answer)
『日中対照言語学研究論文集』(和泉書院)収録論文である「日本語・中国語におけるキャラ語尾の観察」には「~アルヨ」語尾に対する言及なし。 『植民地支配と日本語』(三元社)では、「~アルヨ」の語尾の用例を挙げながら、日本語と満州語「二言語混合の現象」としての「協和語」について説明している。金水敏の『ヴァーチャル日本語役割語の謎』(岩波書店)では「特定のキャラクターと結びついた、特徴ある言葉づかい」を「役割語」と呼び、「アルヨことば」は「貿易港、居留地、プランテーションなどに集まった異なる言語の話者が、コミュニケーションの必要から作り出した混成的な言語」(「ピジン」と呼ばれる)であると指摘している。その中で、古くは1879年に横浜で出版された“Exercises in the Yokohama Dialect”に「~アルヨ」の起源を見出している。また、同氏の論文として『役割語研究の地平』(くろしお出版)および『言外と言内の交流分野』(大学書林)に収められた「役割語としてのピジン日本語の歴史素描」にも関連の内容が見える。さらに『マンガのなかの〈他者〉』では、“Exercises in the Yokohama Dialect”に加え、ピジン日本語の最も古い例として、1886年に雑誌『世界一周』(Le tour du monde)に連載されたエメエ・アンベール(Aime humberr)の“Le Jpon”という記事を紹介している。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
日本語  (810 9版)
参考資料
(Reference materials)
石剛.『植民地支配と日本語』.東京,三元社,2003,251p.参照はpp.68-76.  石剛.『日本の植民地言語政策研究』.東京,明石書店,2005,389p.参照はp.85-95.  金水敏.『ヴァーチャル日本語役割語の謎』.東京,岩波書店,2003,225p.参照はpp.176-203. 金水敏.『役割語研究の地平』.東京,くろしお出版,2007,227p.参照はpp.193-210.   『言外と言内の交流分野』.東京,大学書林,2006,624p.参照はpp.163-177.  石剛.『日本の植民地言語政策研究』.東京,明石書店,389p.参照はpp.85-93.  彭飛.『日中対照言語学研究論文集』.東京,和泉書院,2007,541p.参照はpp.99-119.伊藤公雄.『マンガのなかの〈他者〉』.京都,臨川書店,2008,227p.参照はpp.20-23.
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2008021812331664882
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢, 高校生, 中学生
登録番号
(Registration number)
1000048195解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
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