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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000048177
提供館
(Library)
岡山県立図書館 (2110029)管理番号
(Control number)
M08071310013442
事例作成日
(Creation date)
2008/07/05登録日時
(Registration date)
2008年10月18日 02時19分更新日時
(Last update)
2018年03月25日 00時30分
質問
(Question)
ブラックホールという言葉はいつ,誰が,どういう理由で作ったのか。
回答
(Answer)
『ブラックホールを見る!』のp.10-11に「ブラックホール」いう言葉の誕生について説明されている。また,「「ブラックホール」という語が使われる前まで,ブラックホールは「凍りついた星」(frozen star),「崩壊するもの」(collapsar),「黒い星」(black star)などとよばれていた。しかし,いずれの表現も,ふつうの星の特殊な形というニュアンスを与え,事象の地平面があるというブラックホールのユニークさを表現するのに適切ではない。何か,統一した言葉が必要であった。「ブラックホール」という一般にもよく知られたこの用語は,いつ,どこで,だれによって使われたのが最初であろうか。この点についても,『ブラックホールと時空の歪み』にくわしい。最初に使ったのは,先にあげたホィーラー。彼は,1967年の晩秋にニューヨークで開かれたパルサーの会議で初めてその語を用い,ついで同年12月のアメリカ科学振興協会で行った講演の中で,再び用いた。アメリカ科学振興協会での講演は講演録として活字になり,その翌年(1968年)に多くの人の目に触れることとなった。こうして数カ月のうちに「ブラックホール」という用語が急速に全世界に広まっていったのである。」と書かれている。また,『図解雑学ブラックホール』p.72-73では,「1967年のある日,過去に,「凍結した星」の存在をめぐってオッペンハイマーと議論を交わしたホイーラー(前書と表記が異なる)は,すでにこれ以前に「凍結した星」存在論者に変わっていたのだが,「凍結した星」という名前に変わるネーミングを考えついた。当時,この理論上の存在は,「凍結した星」や「崩壊した(つぶれた)星」という名称で呼ばれていた。しかし,このどちらも気に入らなかったホイーラーは(中略)その年の終わり,アメリカ科学振興協会で行った「われわれの宇宙:既知と未知」という講演の中で,このブラックホールという名前を使う。そして,この名前は,科学者の間だけではなく,一般の人々の間にも知れ渡ることになる。」と書かれている。また,『ブラックホールと時空の歪み』p.233-234に,ホイーラーが名称を考え出した経緯について記されている。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
恒星.恒星天文学  (443 9版)
参考資料
(Reference materials)
嶺重 慎著『岩波科学ライブラリー144 ブラックホールを見る!』岩波書店,2008,110p,参照はp.10-11.前田恵一監修『図解雑学ブラックホール』ナツメ社,2001,223p,参照はp.72-73.キップ・S・ソーン著・林一・塚原周信訳『ブラックホールと時空の歪み』白揚社,1997,552p,参照はp.233-234.
キーワード
(Keywords)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
M2008071310044413442
調査種別
(Type of search)
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
全年齢, 高校生
登録番号
(Registration number)
1000048177解決/未解決
(Resolved / Unresolved)