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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000046760
提供館
(Library)
国立国会図書館(National Diet Library) (1110001)管理番号
(Control number)
B2007F0650
事例作成日
(Creation date)
登録日時
(Registration date)
2008年08月21日 02時10分更新日時
(Last update)
2008年08月21日 02時10分
質問
(Question)
池や湖沼の水位変化と事件、事故、災害の発生との関連を知りたい。
回答
(Answer)
お尋ねの、事件、事故、災害発生と池や湖沼の水位変化の関係について調査・分析した資料について、当館所蔵資料のほか、当館で契約している文献データベース類を検索して調べました。しかし、調査の限りではご照会の事項について科学的に調査・分析をした資料を確認することはできませんでした。しかし、お尋ねの事項に関連すると思われる事項で、地震と井戸、温泉、河川の水位変化の関係について示す文献はありましたので、参考までご紹介します(【 】内は当館請求記号です)。
・『地震の事典.第2版』(朝倉書店 2001 【ME2-G25】)
 pp.524-533の「地下水などの異常」では、地下水の異常と地震との関係について解説しています。例えば、1923年関東大震災の前年頃から温泉水の噴出量が少なくなり、また地震の直前期になると大量に噴出するようになったとの記録があるようです。また、海溝沿いに発生する巨大地震の前に井戸水が涸れるなどの現象があり、例として1933年の三陸沖地震や1946年の南海大地震などが紹介されています。そのほか、1995年兵庫県南部地震の際には地震後に多くの地下水異常が目撃されたといった事例が紹介されています。
・『地震発生と水:地球の水のダイナミクス』(東京大学出版会 2003 【ME71-H13】)
 pp.281-282に「地下水の水位変化と地震」というコラムがあります。これによると、岐阜県土岐市にある井戸の水位変化(1994年9月~1995年3月)がグラフで示されています。この間に起こったマグニチュード7以上の地震である北海道東方沖地震、三陸はるか沖地震、兵庫県南部地震発生の際に水位が急激に変化しており、地震発生との間に因果関係があるのではないかと示されています。
 また、当館で契約している科学技術関係の文献データベースであるJDreamⅡを「地震」、「予知」、「水位」で検索したところ、お尋ねの事項に関連すると思われる論文記事がヒットしましたので、次のとおりご紹介します。和文標題~巻号ページはJDreamⅡのレコードから転記しています。なお、いずれの論文記事も当館所蔵雑誌に掲載されております。
・和文標題:地下水と地震予知-地下水観測による地震前後の地殻変動の推定
著者名:小泉尚嗣, 松本則夫, 板場智史 (産業技術総合研 地質情報研究部門)
資料名:地震ジャーナル
ISSN:0912-5779
巻号ページ(発行年月日):No.43 Page.11-18 (2007.06.20)
当館請求記号:Z15-501
内容:地下水観測を用いた地震予知研究手法について解説しています。地下水観測データ(主に地下水位データ)を地殻変動データ(地盤の伸縮や隆起・沈降データ)に換算し、地震の理論やシミュレーションに結びつける定量的評価により、10の8乗程度の体積歪変化を検出する可能性を示唆しています。
・和文標題:自然のサイン 地震前兆現象 地震に伴う地下水の異常
著者名:小泉尚嗣, 長秋雄 (地質調所)
資料名:電気評論
ISSN:0285-5860
巻号ページ(発行年月日):Vol.85 No.10 Page.27-32 (2000.10.10)
当館請求記号:Z16-669
内容:古くから知られている地震発生前の地下水異常については、まだ研究の端緒についた段階であることを述べた上で、地下水異常現象に注目した地震予知研究の理論と、地震前の地下水変化が地殻歪変化によって生じていることを示す観測事例を解説しています。
・和文標題:温泉・地下水と地震
著者名:西村進 (京都自然史研)
資料名:温泉科学
ISSN:0030-2821
巻号ページ(発行年月日):Vol.48 No.4 Page.142-153 (1999.03.01)
当館請求記号:Z15-145
内容:地震前後に温泉や地下水の異常な変化が多く紹介されてきていることを述べた上で、主に1995年1月17日に発生した兵庫県南部地震前後の温泉・地下水の連続観測結果に基づいて、分析した結果について解説しています。伝達速度が、①自噴量・深部被圧地下水の静水位、微細な水温の変化、②自噴や地下水の温度、③ラドンのようなガス成分、④化学成分の変化の順で遅くなると述べています。
 調査結果は以上のとおりです。NDL-OPACの最終アクセス日は2007年9月14日です。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
地震学  (453 9版)
参考資料
(Reference materials)
キーワード
(Keywords)
地震
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
公共図書館
登録番号
(Registration number)
1000046760解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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