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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000040085
提供館
(Library)
大阪市立中央図書館 (2210006)管理番号
(Control number)
10-2A-200704-02
事例作成日
(Creation date)
2007/04/25登録日時
(Registration date)
2007年12月06日 02時25分更新日時
(Last update)
2009年12月01日 16時15分
質問
(Question)
松露(ショウロ)というキノコを採集するため、探し方を知りたい。
回答
(Answer)
関連記述のある下記の資料をご紹介した。

1.「日本の食生活全集 31 聞き書 鳥取の食事」(農山漁村文化協会,1991)
・浜辺の幸――松露、はまぼうふう(273p)  執筆者:林原淳美 境港市 弓浜半島の食
・松露の吸いもの わかめ、浜の幸がとれる春(83p)  執筆者:伊吹詮子 鳥取市 城下町鳥取の食
2.「日本の食生活全集 12 聞き書 千葉の食事」(農山漁村文化協会,1989) 
・きのこごはん、松露飯 ごはんものともち(35p) 執筆者:篠崎恵子 山武郡九十九里町 九十九里海岸の食
3.「食農教育 2005年1月/38号」(農山漁村文化協会)
・まちづくりも教育も 犯人捜しより関係づくり 特集タイトル:特集 ふるさとを育てる(27p) 執筆者:清水義晴
4.「炭と菌根でよみがえる松」(小川真/著 築地書店 2007年) 
ショウロがよく採れる場所などの条件についての記述(P11)にあり。
そのほかショウロの図つきの栽培方法のほか、マツ枯れをくいとめるためにショウロが役立つことについての記述もあり。
5.「詳細図鑑きのこの見分け方」(大海秀典・勝子著、酒井修一著 講談社)
発生時期、生育地の記述(P126)にあり。
6.「山菜&きのこ採り入門」(大作晃一著 山と渓谷社)
発生場所の記述(P91)にある。

また、本市図書館には所蔵してないが、以下の資料にも関連記述あり。(他図書館からの情報より)

7.「見る・採る・食べるきのこカラー図鑑」(小川真編著 講談社 1987年)P100
  ショウロの発生場所、発生時期、見つけ方、食べ方についての詳細記述あり。写真付き。
8.「キノコ狩り必勝法 コース別」(矢萩信夫・礼美子著 農山漁村文化協会)P50  
  各キノコ別に「見つけ方」の項がある。ショウロの写真付き。
「春と秋、海岸の排水のよい砂地のクロマツ林の地表近くの地中で育ち、雨がしとしと降り続いたあと・・・・・・・・・
熊手で落ち葉や苔を慎重に除き探す。」
紛らわしい毒キノコの写真や食べ方の記述もあり、実際にショウロを探すために参考になる文献といえる。

2009.11追加

大阪市立自然史博物館 学芸員 佐久間大輔氏(キノコ情報、里山その他専門)より情報提供を受ける。
(大阪市立自然史博物館では質問の受付もされている)

大阪では、江戸期は浜寺・住吉浜などに多く分布していたが、自然浜・松の減少に伴い、現在大阪では絶滅が危惧されているとのこと。

大阪市立自然史博物館友の会機関誌「Nature Study(ネイチャー・スタディ)」に下記の記事あり。

1)むかし堺市で採れたきのこ 著者 : 佐久間大輔 NatureStudy 54巻 9号 6p
2)表紙・ジュニア会員のページ;砂浜のキノコ 著者 : 佐久間大輔;上谷利明 NatureStudy 52巻 5号 1p, 2p

「Nature Study(ネイチャー・スタディ)」は、大阪市立中央図書館3階大阪コーナー雑誌コーナーで所蔵。
回答プロセス
(Answering process)
1.当館の蔵書検索
‘きのこ’and‘採集’ でヒットした数冊の内容をみるも、松露について記述なし。

2.植物関連の参考図書を調査
「植物レファレンス事典」より「きのこ図鑑」(家の光協会,2001)を調べる。
松露についての記述(272p)はあるものの、 採集に関する記述はなし 。
「世界大百科事典13」(平凡社 2003)584p 松林に広く分布 とのみ記述あり 。
「森のきのこたち」(八坂書房,2006)94p マツ類の林(特に海岸のクロマツ林)とのみ記述あり。

3.インターネットの検索エンジンによるキーワード検索
有用情報出ず。

4.商用データベース「ルーラル電子図書館」で調査
(本文をテキストデータで閲覧可能)で “松露”というキーワードで検索すると、5件ヒット。

1)まちづくりも教育も 犯人捜しより関係づくり 特集 ふるさとを育てる
食農教育 2005年01月号 26ページ 執筆者:清水義晴
2)浜辺の幸――松露、はまぼうふう 出典:鳥取の食事> 273ページ
執筆者:林原淳美 境港市 弓浜半島の食
3)しもたけごはん、松露飯  出典:鳥取の食事>米 262ページ
執筆者:林原淳美 境港市 弓浜半島の食
4)松露の吸いもの 出典:鳥取の食事>わかめ、浜の幸がとれる春 83ページ
執筆者:伊吹詮子 鳥取市 城下町鳥取の食
5)きのこごはん、松露飯 出典:千葉の食事>ごはんものともち 34ページ
執筆者:篠崎恵子 山武郡九十九里町 九十九里海岸の食

いずれも当館所蔵資料。そのうち採集に関する記述がある資料をご紹介。

2009.11追加

1.大阪市立自然史博物館 学芸員 佐久間大輔氏(キノコ情報、里山その他専門)より情報提供を受ける。

大阪では、江戸期は浜寺・住吉浜などに多く分布していたが、
自然浜・松の減少に伴い、現在大阪では絶滅が危惧されているとのこと。

大阪市立自然史博物館では質問の受付もされている。

2.大阪市立自然史博物館友の会機関誌「Nature Study(ネイチャー・スタディ)」を、
Nature Study OnLine( http://www.omnh.net/ns_online/index.html 2009.12.1確認)で調査。

“ショウロ”で検索すると、下記の2件が見つかる。“松露”では該当なし。

1)むかし堺市で採れたきのこ 著者 : 佐久間大輔 NatureStudy 54巻 9号 6p
2)表紙・ジュニア会員のページ;砂浜のキノコ 著者 : 佐久間大輔;上谷利明 NatureStudy 52巻 5号 1p, 2p

3.サイエンスミュージアムネット(全国の科学系博物館の情報や、自然史系の標本に関する情報を検索できるポータルサイト)
http://science-net.kahaku.go.jp/ (2009.11.27確認)で“ショウロ”で検索。

「神奈川県レッドデータ生物調査報告書2006」
http://nh.kanagawa-museum.jp/kenkyu/reddata2006/kin.html (2009.11.27確認)には、
菌類 神奈川県レッドリストに、絶滅危惧II類に、ショウロ科:ショウロが掲載されている。

「大阪府における保護上重要な野生生物-大阪府レッドデータブック- 」
http://www.epcc.pref.osaka.jp/books/red_data/ (2009.11.27確認)には、掲載なし。

4.創業明治40年浜寺名物 松露だんご福栄堂サイト確認。
http://fukuedo.ld.infoseek.co.jp/ (2009.11.27確認)
松露だんごは、「昔浜寺の東洋一の砂浜で採れた松露をカタチ取りまん丸く仕上げ」たもの。
ショウロの話 ( http://fukuedo.ld.infoseek.co.jp/syoro.htm  2009.11.27確認)によると、
「ショウロの産地としては、筑前の生の松原、駿河の三保の松原、摂津の住吉の松原が有名だった。」とのこと。
事前調査事項
(Preliminary research)
質問者が植物図鑑等で確認したという聞き取りによると、
ショウロとは地下にもぐって生える「地下生菌」という種類のキノコであり、松林などによく生えているらしい
しかしどんな状態で生えているのか等、採集にあたっての具体的な有用情報が載っていない
NDC
藻類.菌類  (474 9版)
参考資料
(Reference materials)
商用データベース「ルーラル電子図書館」
((社)農山漁村文化協会の商用データベース 食と農の各種文献の本文データの検索が可能)
「炭と菌根でよみがえる松」(小川真 著 築地書店 2007年 当館書誌ID:0011453712) 
「日本の食生活全集 31 聞き書 鳥取の食事」(農山漁村文化協会 1991年 当館書誌ID:0000258675) 
「日本の食生活全集 12 聞き書 千葉の食事」(農山漁村文化協会 1989年 当館書誌ID:0080137723) 
「食農教育 2005年1月/38号」(農山漁村文化協会 当館書誌ID:5110889074)
「詳細図鑑きのこの見分け方」(大海秀典・勝子著、酒井修一著 講談社 2003年 当館書誌ID:0010603506)
「山菜&きのこ採り入門」(大作晃一著 山と渓谷社 2005年 当館書誌ID:0011046442)
むかし堺市で採れたきのこ 著者 : 佐久間大輔 NatureStudy 54巻 9号 6p
表紙・ジュニア会員のページ;砂浜のキノコ 著者 : 佐久間大輔;上谷利明 NatureStudy 52巻 5号 1p, 2p
キーワード
(Keywords)
松露
採集
キノコ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
大阪市立自然史博物館  http://www.mus-nh.city.osaka.jp/  学芸員 佐久間大輔氏  http://www.mus-nh.city.osaka.jp/sakuma/sakuma-index.html(2009.12.1 確認)
備考
(Notes)
しょう‐ろ【松露】
ショウロ科のキノコ。4、5月ごろ、海岸の松林の砂地に生える。球状または塊状で、直径約2センチ。外側は淡黄色、内部は熟すと褐色。未熟で白いものを食用にする。
(「大辞泉」より)
この事例を、OSAKA生涯学習情報誌「いちょう並木」2007年11月号にご紹介しました。
【国立国会図書館レファレンス事例】「ショウロ」の植物の形態・生態の図や解説、分布図について詳しく載っている資料をさがしている。( http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000040151
2009.11.27確認)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000040085解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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