このページではJavaScriptを使用しています。お客様の閲覧環境では、レファレンス協同データベースをご利用になれません。

レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000039853
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼浦-2007-067
事例作成日
(Creation date)
2007/07/03登録日時
(Registration date)
2007年12月01日 02時10分更新日時
(Last update)
2017年07月21日 15時20分
質問
(Question)
江戸時代の浪人などが作っていた傘について、使用した糊の材料はどんなものであったのか。のりは水に弱いと考えられるが、雨に強い理由があったのか。あるいは張り方に特徴があったのか。
回答
(Answer)
①『写真でみる日本生活図引 8』(弘文堂 1993)p14「傘張り」の項に「タピオカ(甘藷に似たキャッサバ)の澱粉に柿渋を混ぜた糊」との記載あり。
②『聞き書き演劇舞踊傘』(江戸川区教育委員会 1991)p24-46に「和傘づくり」の項あり。防水にエゴマの油とあり。p40に「糊は蕨の粉を練ったもの」とあり。
③『おもしろい接着剤のはなし』(日刊工業新聞社 1989)p41-43に「傘張り」の項あり。うちp41に「上わらびの粉一升に、水二升入れて煮るなり。よくすりこぎにてかきまわし、加減よく煮えたる時すり鉢にあけ、澁(渋)を少しずつ見はからい入れ、すり木にてねる。ずいぶんねる程よろし。」とあり。

その他、参考資料として以下を提供する。
④『傘』(Inax 1995)p72に和傘の作り方あり。
⑤『江戸の生業事典』(東京堂出版 1997)p86-87に「からかさ屋(傘張り)」の項あり。
⑥『絵でよむ江戸のくらし風俗大事典』(柏書房 2004)p174に「傘・合羽」の項あり。
回答プロセス
(Answering process)
①自館目録を典拠検索〈傘〉で検索、『傘』『アンブレラ』を確認する。
②NDC分類〈38〉の参考図書の棚から参考資料『江戸の生業事典』『絵でよむ江戸のくらし風俗大事典』『写真でみる日本生活図引 8』を確認する。
③《レファレンス情報システム》を〈傘 & 作り方〉で検索、12件ヒット。『雨の事典』を確認するが求める情報なし。
④《レファレンス情報システム》を和傘で検索、『日本の名産事典』を確認する。
p212(栃木県)に和傘の作り方あり、油としてアマニ油・キリ油とあり。
p443(岐阜県)油として荏油・亜麻油・仁油・桐油あり。
p756(徳島県)「しぶ掛けと油掛けをして仕上げる」との表記あり。
⑤《レファレンス協同DB》を〈傘〉で検索、24件ヒット。うち管理番号「埼川-1995-087」 「蛇の目傘について書かれている資料を探している。」にあげられていた『聞き書き演劇舞踊傘』を確認する。
⑨《WebcatPlus》を連想検索〈糊 & 歴史〉で検索した結果から『おもしろい接着剤の話』を確認する。
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
その他の化学工業  (579 9版)
家庭経済.経営  (591 9版)
労働経済.労働問題  (366 9版)
参考資料
(Reference materials)
『傘』(Inax 1995)
『アンブレラ』(八坂書房 2002)
『江戸の生業事典』(東京堂出版 1997)
『絵でよむ江戸のくらし風俗大事典』(柏書房 2004)
『写真でみる日本生活図引 8』(弘文堂 1993)
『雨の事典』(北斗出版 2001)
『日本の名産事典』(東洋経済新報社 1977)
『聞き書き演劇舞踊傘』(江戸川区教育委員会 1991)
『おもしろい接着剤の話』(日刊工業新聞社 1989)
キーワード
(Keywords)
接着剤
江戸時代
手工業
家内労働-内職(家庭経済)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000039853解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決