レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003/01/24
- 登録日時
- 2007/08/22 02:10
- 更新日時
- 2016/06/17 13:53
- 管理番号
- 岡崎図-194
- 質問
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解決
「桂むき」の語源を知りたい。
- 回答
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【資料1】p.226に、「能では、かつらの上に、細い布を巻いてうしろにたらすことをかつら巻と呼び、ここから料理の桂むきが出たとされる。」と記述あり。
【資料2】p.234に「能楽の衣装の鬘帯(髪の後ろで結んで長く垂らす帯状の布)と形状が似ているところからカツラ剝きとなり、後に同じ訓をもつ桂の字が当てられた。」と記述あり。P.235には桂剝きの図あり。
【資料3】p.150に「京都の町へ物売りにくる女に、大原女、白川女、桂女とあります。大原女や白川女は頭に手拭をかぶっていますが、桂女は白の布です。その布に似ているのでこの名があります。...嵐山の渡月橋を境に上を大堰川、下を桂川といい、帯状になだらかに流れている川の面が、大根など剥いたさまに似ているところからこの名が出たともいわれます。」と記述あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『語源由来 日本料理大事典上巻』ニチブン,2000,参596.2/コ/1 (資料1)
- 『暮らしのことば新語源辞典』山口佳紀/編,講談社,2008,参812.0/ク (資料2)
- 『日本料理語源集』中村 幸平/著,旭屋出版,2004,参383.8/ニ (資料3)
- キーワード
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- 調理
- 桂むき
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000036861