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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000033445
提供館
(Library)
東邦大学医学メディアセンター (3310027)管理番号
(Control number)
東邦大医-266
事例作成日
(Creation date)
2007年02月20日登録日時
(Registration date)
2007年02月20日 14時10分更新日時
(Last update)
2014年05月14日 16時21分
質問
(Question)
ACGIHのTLV表を探しているのですが。
回答
(Answer)
・ACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists):
米国産業衛生専門家会議と訳される。
・TLV(Threshold Limited Values): 許容域値、許容濃度と訳される。
 毎年、ACGIHから勧告が出されている米国の作業環境基準の一つ。
 この基準は日本産業衛生学会の許容濃度値にあたるものだが、両者は定義が異なる。

・ACGIHのTLV値データを収録する資料
 化学物質毎に物理的性質、有害性情報等の情報がまとめられている資料。
「許容濃度」の項目があり、日本産業衛生学会の許容濃度値、ACGIHのTLV値などが掲載されている。

(1)『生物学的暴露指標』...資料1
 ・ACGIHによって提案された1986~1987年のBEIの勧告の決定根拠集
 (Supplmental Documentation)を翻訳した図書。
 また、TLVとBEIの定義、測定対象などについて対比された表が附表として巻末についている。
 ※BEI(Biological Exposure Indices):生物学的暴露指標。
 TLVとBEIの相違については、「TLVsは作業者を取り巻く外的環境全体についての
 指標であり、BEIは体内に取り込まれた化学物質の量についての指標である。」と記述されている。

(2)『化学物質の危険・有害便覧 平成10年版』...資料2
 収録物質数は約450。ACGIHの許容濃度値は1994~1995年のものと記述あり。

(3)『化学物質安全性データブック(改訂増補版)』...資料3
 収録物質は約580。「製品安全データシートの作成指針(MSDS)」の様式に準拠して作成されたデータ集。
 「記載項目の詳細解説」にて各種項目の内容説明がある。
 許容濃度の説明の中に、ACGIHのTLV値に関する説明が含まれるとともに、
 参考資料として「ACGIH, 1996 Threshold Limit Values for Chemical
 Substances and Physical Agents Biological Exposure indices」が挙げられている。

・最新のTLV表について
 最新の版、頒布方法(冊子体、PDF版など)については、ACGIHホームページのOnline Store
 < http://www.acgih.org/store/ >で確認することができる。
 現在最新の版は、2001年出版の第7版。館内所蔵なし。
 書名は、"Documentation of the Threshold Limit Values and Biolofical Exposure Indices. 7th. Edition. "。
回答プロセス
(Answering process)
1.ACGIH、TLVについて、医学辞書(資料4,5)で用語の意味などを確認した。
 辞書で調べたところ、ACGIHは米国の学術組織で、有害物質のTLV値、BEIなどを毎年
勧告していることがわかった。また、これらは「労働衛生」の分野に関する用語であることがわかった。

2.ACGIH関連の資料をOPACで検索した。分類が「労働衛生(NDC:498)」の資料、
ACGIHが出版している資料を検索し、その中から、TLVに関連する資料を数件絞り込んだ。

3.資料の内容を確認した。
・ACGIHに関する説明を部分的に含む資料あり。
・ACGIHのTLV値を収載するデータブックが存在することがわかった。
このことから、「労働衛生」の観点から視点を変えて、「化学物質」のデータ集の中に
ACGIHのTLVが含まれないか確認をした。

4.TLV表がWeb上で提供されていないかどうか、ACGHI
< http://www.acgih.org/home.htm >のホームページ内を探した。
(Webサイトの最終確認日:2007年02月20日)

5.ACGIHのTLV表そのもの、あるいは、日本語訳された資料は見つけられなかった。
しかし、当センターのレファレンス事例(1992年9月)で、『セイフティ・ダイジェスト』に日本語訳されたものが掲載されているとの記述あり。(未所蔵のため確認できず)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
衛生学.公衆衛生.予防医学  (498 9版)
参考資料
(Reference materials)
資料1:『生物学的暴露指標』 ACGIH編・緒方正名訳 同文書院 1987
資料2: 『化学物質の危険・有害便覧 平成10年版』 労働省安全衛生部監修・中央労働災害防止協会編 1998
資料3:『化学物質安全性データブック(改訂増補版)』上原陽一監修・化学物質安全情報研究会編 1997
資料4:『医科学大事典 11』 講談社 1982
資料5:『医学書院 医学大辞典』 医学書院 2003
キーワード
(Keywords)
ACGIH(American Conference of Governmental Industrial Hygienists)
TLV(Threshold Limited Values)
許容濃度
米国産業衛生専門家会議
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
所蔵調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
学生
登録番号
(Registration number)
1000033445解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決