レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2006年9月21日
- 登録日時
- 2006/10/26 02:10
- 更新日時
- 2006/10/26 10:52
- 管理番号
- OSPR05110574
- 質問
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近世(江戸時代)の京都の鴨川、桂川、堀川での洪水、氾濫について知りたい。洪水は頻発していたようであるが、
記録に残っているような規模のものについて、時期、当時の状況、歴史やその背景がわかる資料を見たい。
以下は事前に調査がすんでいるもの。
<記載あり>
『京都大事典』『同 府域編』淡交社、『京都事典』東京堂出版、『日本災異史』思文閣、『災害』近藤出版社、『もっと知りたい!水の都京都』人文書院、『日本災変通史』新人物往来社
<記載なし>
『地図で読む江戸時代』柏書房、『京都市の地名』平凡社、『角川日本地名大辞典 京都府』、『京の川』白川書院、『京都異界紀行』原書房、『鴨川千年涙川』駸々堂、『鴨川周辺の史跡を歩く』京都新聞社、『京都水ものがたり』淡交社、『歴史災害のはなし』思文閣出版、『災害の歴史』至文堂、『史料京都の歴史』平凡社
- 回答
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年表形式で出典と該当部分の抜書きがまとめられている資料が以下です。該当ページは江戸時代にあたります。原資料にあたっていただくと、
より確実かと思います。
1.『日本の天災・地変 下』(東京府社会課編 原書房 1976)P.7-94
2.『日本の気象史料 1暴風雨・洪水』(中央気象台編 原書房 1976)P.317-388
『同上 3追録』 (同上) P.61-91
また、質問について、まとまった記述のある資料はみつかりませんでしたが、若干記載のあった資料を以下にあげておきます。
3.『京の鴨川と橋』(門脇禎二共編 思文閣出版 2001)P.236
4.『洪水と治水の河川史』(大熊孝著 平凡社 1988)P.85-96 桂離宮の水害対応について
3に関しては、参考文献が豊富であり、役にたつかもしれません。特に『水禍と京都』(京都市土木局 1936)、『京都市水害誌』(京都市 1936)は
有用と思われますが、残念ながら大阪府立には所蔵がありません。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
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『京都大事典』『同 府域編』淡交社、『京都事典』東京堂出版、『日本災異史』思文閣、『災害』近藤出版社
上記資料には、各河川の数件の洪水について、日付等、若干の記載有り。
『もっと知りたい!水の都京都』人文書院 桂離宮が桂川の洪水で浸水していた、「桂宮日記」などの桂川の洪水の記録…、との記述有り。
『地図で読む江戸時代』柏書房、『京都市の地名』平凡社、『角川日本地名大辞典 京都府』、『京の川』白川書院、『京都異界紀行』原書房、『鴨川千年涙川』駸々堂、『鴨川周辺の史跡を歩く』京都新聞社、『京都水ものがたり』淡交社、『歴史災害のはなし』思文閣出版、『災害の歴史』至文堂、『史料京都の歴史』平凡社
上記資料には無し。
『京都の歴史』学芸書林、『日本災変通史』新人物往来社
- NDC
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- 気象学 (451 8版)
- 参考資料
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- 日本の天災・地変 下(東京府社会課編 原書房 1976)(ページ:7-94)
- 日本の気象史料 1暴風雨・洪水(中央気象台編 原書房 1976)(ページ:317-388)
- 日本の気象史料 3追録(同上)(ページ:61-91)
- 京の鴨川と橋(門脇禎二共編 思文閣出版 2001)(ページ:236)
- 洪水と治水の河川史(大熊孝著 平凡社 1988)(ページ:85-96)
- 『水禍と京都』(京都市土木局 1936) (備考:未所蔵)
- 『京都市水害誌』(京都市 1936) (備考:未所蔵)
- キーワード
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- 江戸時代
- 京都
- 洪水
- 災害
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000031195