レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年3月1日
- 登録日時
- 2006/09/02 14:08
- 更新日時
- 2012/12/26 16:21
- 管理番号
- 北九-2006-0030
- 質問
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解決
夕焼けはなぜ赤いのですか
- 回答
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太陽の光は波長の長い順から、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色に分析されます。太陽光は、地球の大気の層を通過する時、空気分子とぶつかり散乱します。
夕方は、太陽の高度が低くなり、太陽光が大気の層を斜めに通過するため、距離が長くなり、ぶつかる空気分子の数が多くなります。波長が短い光ほど散乱しやすいという性質があるため、波長の短い青系の光は散乱によってなくなってしまい、波長の長い赤系の光の散乱光が目に入ります。だから夕焼けは赤く見えるのです。明け方の東の空が赤くなる朝焼けも同じ原因で起きています。
日中は、青系の光の散乱光が目に入るので、空が青く見えるのです。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『気象の事典』(増補) 浅井冨雄・内田英治・河村武監修 平凡社 1999年 (462頁) (451/キ)
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『最新気象の事典』 和達清夫監修 東京堂出版 1993年 (502頁)
(451/サ
) - 『光の気象学』 柴田清孝著 朝倉書店 1999年 (6頁) (451.7/シ)
- キーワード
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- 夕焼け
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000030266