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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000029636
提供館
(Library)
山形県立図書館 (2110039)管理番号
(Control number)
山形県-2006-0031
事例作成日
(Creation date)
2006年07月21日登録日時
(Registration date)
2006年07月21日 11時38分更新日時
(Last update)
2009年03月04日 19時05分
質問
(Question)
山形の初市で見かける「だんご木」の謂れを教えて欲しい。

回答
(Answer)
初市を見に行くと、柳の小枝に団子の形をした色とりどりのふなせんべいを付けた「だんご木」を売っています。昔は出来合い物などではなく、各家々で団子を作り、だんご木に刺したものです。この「だんご木」は地域によって若干の違いがありますが、小正月(1月15日)の行事で、団子さし、団子木飾り、だんごさげ、餅花などと言い、大正時代から昭和の初めころまでは何処でも飾ったものです。「だんご木」の風習は、ある地方で「モノツクリ」と呼ばれているように、物作り本来の意である農作の安全と豊穣を祈る事から始まっており、年の始めの元旦を祝う大正月に対し、秋の実りを祈願する農耕の儀礼や年占いなどは、小正月に行う所が多いようです。また、だんご木や餅花を「まゆ玉」と言う人もいますが、まゆ玉は養蚕の豊作を祈って「みご(稲藁の芯)」に餅を小さくちぎってつけたもので、一緒にするのは行過ぎです。だんご木(九州などではモチキ)は、普通「みずきの木」を用いる所が多く、そのほか地方によっては柳、山桑、ぬるでなども使われているようです。数多い年中行事の中でも、千両箱、宝船、鯛、恵比寿、大黒など縁起のよい紙型やふなせんべいをさげただんごの木作りは、子供も大人も参加する楽しい行事でしたが、世の中が変わるにつれ本来の意味が忘れられ、しだいに省略されていくようです。
回答プロセス
(Answering process)
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
年中行事.祭礼  (386 9版)
参考資料
(Reference materials)
年中行事図説/柳田国男/監修
すこし昔の暮らし/南陽市吉野文化史研究会/編
まちに伝わる生活行事/山形農業改良普及所/編
生活の歳時記/安部義一/著
ふる里の歳時記/菅野正/著
山形市史 別巻2/山形市
置賜の庶民生活(一)-四季の行事-/置賜民俗学会/著
北村山の行事食/北村山栄養食研究会/編
キーワード
(Keywords)
だんご木
小正月の行事
だんごさげ
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
郷土
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000029636解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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