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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000027030
提供館
(Library)
関西大学図書館 (3310026)管理番号
(Control number)
関大総図-2005-004
事例作成日
(Creation date)
2005/12/17登録日時
(Registration date)
2006年01月11日 16時31分更新日時
(Last update)
2006年01月17日 13時18分
質問
(Question)
『説文解字』で現在の「孝」の字(古くは「老」の下に「子」で1字)を調べたい
回答
(Answer)
『説文通検』で元の字の部首「老」(6画)、現在の字「孝」(7画)の情報から調べると、『説文解字』の8巻上に記載があり、老の部の9番目に「孝」の字があることがわかる。

『説文解字』8巻上で老の部を調べ、9番目の項を見ると、説明に「善事父母者从老省从子子承老也呼教切」とある。
なお『大漢和辞典』で「孝」を調べると、〔説文〕からの引用の記載があり、同様の説明であることがわかった。
利用者には上記の内容を伝え、『説文解字注箋』、『説文解字注』や『説文解字詁林正補合編』などの解説書や『説文新義』、『訓読説文解字注』も利用するよう勧めた。

回答プロセス
(Answering process)
『中国学芸大事典』p.442により、説文解字について次のことがわかった。

・説文解字とは、漢字の成り立ちについて記した最古の古典(後漢の許慎の撰)で、略して「説文」といわれる。
・和帝の永元12年(100)に成り、当時の漢字の字形・意義・音声を解説している。
・宋の太宗のとき、徐鉉が校訂して、もと15巻であったのを今の30巻にした。
・徐[ ](金+皆)は『説文繋伝』40巻を作り、清の時代に段玉裁が『説文解字段氏注』30巻を出した。
・検索には清の黎永椿の『説文通検』14巻や清の毛謨の『説文検字』2巻などを利用するとよい。
・参考書として、南唐の徐[ ](金+皆)の『説文繋伝』40巻、清の段玉裁の『説文解字注』、朱駿声の『説文通訓定声』18巻、丁福保の『説文解字詁林』15巻などがある。

事前調査事項
(Preliminary research)
『説文解字』自体に検索機能はない。
NDC
音声.音韻.文字  (821 8版)
参考資料
(Reference materials)
中国学芸大事典 / 近藤春雄[著] (大修館書店 , 1978.10 (R2*002.22*K1*1))
四部備要 75経部: 説文通檢、説文繋傳 (臺灣中華書房 , 1973 (*082*S26*75))
四部備要 81経部: 説文解字段注附六書音韻表 (臺灣中華書房 , 1973 (*082*S26*81))
説文解字 / 許慎記 ; 徐鉉[ほか]校定  (中華書局 , 1985 (*082*S36*1076))
説文解字注箋, 14巻, 即, 説文段注箋 / [清]徐〓撰 ; 段玉裁注 . 説文検字, 2巻, 即, 説文段注箋 / 徐〓撰 (廣文書局有限公司 , 1972 (*821.2*J5*1-7))
説文解字注, 30巻 / 段玉裁撰 . 序跋, 1巻 . 目録, 1巻 (世界書局 , 1962 (*082*C2*1-1-1))
説文解字詁林正補合編 / 鼎文書局編集部合編 (鼎文書局 , [1975]-1977 (*821.2*S5*7))
訓読説文解字注 / 〔段玉裁著〕 ; 尾崎雄二郎編 (東海大学出版会 , 1991.2 *821.2*D1*1(O)-4))
説文新義 / 白川静著 (平凡社 , 2002.1- (N8*222.008*4*B1))
大漢和辞典 / 諸橋轍次著 (大修館書店 , 1984.8 (R*813.2*M1*1(2)-3))
キーワード
(Keywords)
説文解字
説文
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査05B-48J
調査種別
(Type of search)
事実調査
内容種別
(Type of subject)
質問者区分
(Category of questioner)
社会人
登録番号
(Registration number)
1000027030解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決