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レファレンス事例詳細(Detail of reference example)

[転記用URL] http://crd.ndl.go.jp/reference/detail?page=ref_view&id=1000026819
提供館
(Library)
埼玉県立久喜図書館 (2110009)管理番号
(Control number)
埼熊-2005-040
事例作成日
(Creation date)
2005/06/18登録日時
(Registration date)
2005年12月16日 02時11分更新日時
(Last update)
2009年05月19日 13時34分
質問
(Question)
中国の詩人・政治家、王安石がざくろをうたった詩の全文を見たい。「紅一点」という言葉の出典として、ことわざ辞典等に一節の「万緑叢中紅一点」が紹介されている。
回答
(Answer)
中国の「書言故事 花木篇」にそのような記述があることから流布しているようだが、これは王安石の作ではないという説もあり、原詩も確認されていない。「紅一点」の出典とされる詩句にも、「万緑叢中紅一点」「濃緑万枝紅一点」「万緑枝頭紅一点」の三種あり。
王安石の詩では、「濃緑万枝紅一点 動人春色不須多」という一説を含む詩文が確認できる。なお、この詩は「全宋詩」(埼大図ほか)に収録されており、《全宋詩検索系統》のWebサイトでも全文を見ることができる。
http://chinese.pku.edu.cn/cgi-bin/songlibrary.exe  北京大学 2005/06/16最終確認)
回答プロセス
(Answering process)
以前も同様の質問を受けたことがあり、《レファ協DB》を検索すると未解決事例。管理番号「埼川-1998-037」。
『大漢和辞典 9』にも、「此の句は人口に膾炙していて、王安石の作とされているが、実際には其の作者に就いては確説がない」とある。
各辞典類を「紅一点」で引くが、いずれも詩の全文に結びつく手がかりはない。
漢詩関係資料にもあたるが、この詩の全文は見あたらない。
参考までに王安石の詩で「紅一点」という語句の含まれる詩(「全宋詩 第10冊 巻577」)の情報と、「紅一点」の出典について詳しい解説のある以下の資料を提供する。
『中国名言紀行』『中国故事物語』『中国学芸大事典』『故事成語名言大辞典』『成語大辞典』
事前調査事項
(Preliminary research)
NDC
詩歌.韻文.詩文  (921 9版)
参考資料
(Reference materials)
「全宋詩」(北京大学出版社 1991:埼大図ほか蔵)
『中国名言紀行 中原の大地と人語』(堀内正範 文藝春秋 2002)
『中国故事物語』(同一書名多数 書誌未確認)
『中国学芸大事典』(大修館書店 1980)
『故事成語名言大辞典』(鎌田正 大修館書店 1988)
『成語大辞典』(誤記載か 書誌未確認)
キーワード
(Keywords)
漢詩-宋時代-中国
王安石(オウアンセキ)
照会先
(Institution or person inquired for advice)
寄与者
(Contributor)
備考
(Notes)
調査種別
(Type of search)
文献紹介
内容種別
(Type of subject)
言葉
質問者区分
(Category of questioner)
個人
登録番号
(Registration number)
1000026819解決/未解決
(Resolved / Unresolved)
解決
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