レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20020510
- 登録日時
- 2005/02/02 02:12
- 更新日時
- 2005/11/17 17:12
- 管理番号
- C2002F1035-2
- 質問
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解決
1900年代初頭(1910年の日韓併合前後)における日本のGNP、人口、経済成長率、輸出入額等国力を表す指標が載っている統計資料
- 回答
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(1)『明治以降本邦主要経済統計』 日本銀行統計局 1967.7 616p 【330.59-N684h2】
☆「人口の堆移(1872年以降)」がp12~13に掲載されています。掲載項目は、総人口(男女別はありません)、増加数(および出生・死亡数)、増加率、人口密度などです。
☆「10 明治以降の国民所得に関する諸統計」(国民所得の堆計が、山田堆計、大川推計など複数種類収録されています)がp28~35に掲載されています。統計の始点は堆計の種類によって異なりますが、どの堆計にも1900年代初頭は含まれています。また、p376~391に掲載されている「主要国の国民所得勘定」では、主要国の国民所得の比較がなされているほか、「(5)実質成長率(1885年以降)」には当時の日本のGNP成長率(推計)が収録されています。
☆「商品輸出入額(1868年以降)」がp278~279に掲載されています。
*当資料は、復刻版があります。
『明治以降本邦主要経済統計』 日本銀行統計局編 復刻版 並木書房 1999.7 616p 【DT321-G3】
(2)『日本経済統計集 明治・大正・昭和』 日本統計研究所編 日本評論新社 1958.4 407p 【330.59-N689n】
☆「人口の堆移(1872年以降)」がp6~7に掲載されています。掲載項目は、総数(男女別があります)、増如数、増加率、人口密度などです。『明治以降~』と異なり、出生・死亡数は別表(p12~13)になっています。
☆「国民所得の諸系列」(国民所得の堆計が複数種類収録されています。(1)と重なる部分もありますが、本資料にのみ収録されている堆計もあります)がp338~339に掲載されています。また、各推計の精度などを比較した簡単な解説が、同ページに掲載されています。
☆「貿易の推移(1868年以降)」がp166~170に掲載されています。数値の単位は(1)よりも本書の方が細かいです((1)は百万円、本書は千円)。植民地の貿易の掲載の仕方など、表の体裁も若干異なります。
国民所得については、以下の資料にも各種推計が掲載されています。前出の2資料にはない推計が掲載されているほか、同じ堆計であっても掲載項目が若干異なるようです。
(3)『日本長期統計総覧 第3巻』 総務庁統計局監修 日本統計協会1988.1 414p 【DT31-E1】
☆「国民所得推計」(国民所得の推計が複数種類収録されています)がp344~349に掲載されています。
【 】内は当館請求記号
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 経済 (330 9版)
- 参考資料
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- 明治以降本邦主要経済統計 日本銀行統計局 1967.7 616p <330.59-N684h2>
- 日本経済統計集 明治・大正・昭和 日本統計研究所編 日本評論新社 1958.4 407p <330.59-N689n>
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日本長期統計総覧 第3巻 総務庁統計局監修 日本統計協会1988.1 414p <DT31-E1>
- キーワード
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- 日本-経済-統計
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 専門図書館
- 登録番号
- 1000014051