レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2003/03/29
- 登録日時
- 2004/12/28 02:15
- 更新日時
- 2007/02/27 20:25
- 管理番号
- 都立図事-2004001849
- 質問
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芭蕉がどこかで「季語のひとつも見つけ・・・」というようなことを言ったらしいが、この後に続く言葉が知りたい。出典は不明。
- 回答
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松尾芭蕉の弟子・向井去来が『去来抄』の「故実」の章の中で、「先師、『季節の一つも探り出(いだ)したらんは、後世によき賜(たまもの)』となり。」と引用している。この言葉が該当すると思われる。
資料1:「季語」の項に、「・・・『去来抄』に〈季節の一つも探り出(いだ)したらんは、後世によき賜(たまもの)〉という芭蕉のことばを伝えているが、芭蕉は新しい季語の発見に積極的であったことがわかる。・・・」とあり。
資料2:芭蕉の遺語。季語の一つでも創出できたら、それは後世へのすばらしい贈り物である、の意。
資料3、4:『去来抄』の該当部分。
資料5~8からは出なかった。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本文学 (910 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】 総合芭蕉事典 / 尾形仂∥編 / 雄山閣出版 , 1982 R/J134/マ5/106
- 【資料2】 芭蕉ハンドブック / 尾形仂∥編 / 三省堂 , 2002.2 R/911.32/マ5/619
- 【資料3】 新編日本古典文学全集 88 連歌論集 / 小学館 , 2001.9 /J800/3007/88
- 【資料4】 新編芭蕉大成 尾形仂編者代表 / [松尾芭蕉∥著] / 三省堂 , 1999.2 /J134/マ5/409
- 【資料5】 芭蕉語彙 / 宇田零雨∥著 / 青土社 , 1984 R/J134/マ5/121
- 【資料6】 芭蕉の言葉 : 去来抄新々講 / 復本一郎∥著 / 邑書林 , 1999.4 /J134/ム20/303
- 【資料7】 芭蕉の風雅 / 田中佳宏∥著 / 葉文館出版 , 1998.8 /J134/マ5/407
- 【資料8】 芭蕉事典 / 松尾靖秋∥[ほか]編 / 春秋社 , 1978.6 R/J134/マ5/81
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000013278