滋賀県立図書館の刊行物「ナマズの知恵袋」第57号のテーマは「信楽焼」。調べ物に役立つ情報を紹介します。
≪トピックス≫ 信楽焼の歴史・作家・作品を調べる
「をさなき日 あつめしからになつかしも 信楽焼の狸をみれば」この歌は、昭和天皇が信楽に行幸された時、信楽焼の狸が沿道で旗を持って迎えたのをたいそう喜ばれて、のちによまれた歌です。昭和天皇も愛した信楽焼をはじめ、滋賀には豊かな焼き物文化があります。陶器・茶道具・日本刀など、日本の伝統的な工芸品の調べ方を紹介します。
①『しがらきやきものむかし話 伝統の信楽焼・資料集 信楽焼歴史図録』冨増純一編著 信楽古陶愛好会 1998年 SB-7537-98
※信楽焼の歴史・起源・技術・鑑賞法などについて詳述。時代別のカラー写真も多数あり、この1冊で信楽焼についてひととおりのことが学べる入門書となっています。
②『甲賀市史 第5巻信楽焼・考古・美術工芸』甲賀市史編さん委員会編集 甲賀市 2013年S-2133-5
※最新の研究成果に基づき、信楽焼の歴史をわかりやすく記述しています。
③『湖国を彩るやきもの-滋賀の陶芸家たち-特別展』滋賀県立陶芸の森編刊 2005年 SB-7533-05
※滋賀で活躍する陶芸家94 人の作品写真と略歴を掲載した図録です。
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