<図書>
・図書館と法 図書館の諸問題への法的アプローチ JLA図書館実践シリーズ 鑓水三千男/著 日本図書館協会 2009.10
※p.196-204「Q2 図書館資料の延滞について、法的に妥当な処置方法を教えてください」あり。
次のような構成になっている。
(1)図書館資料の返却延滞の場合の措置
①督促
②訴訟の提起
③貸出期限
④延滞料の徴収
(2)利用者が返却したと主張している場合、または借りた覚えがないと主張している場合の措置
①返却したと主張している場合
②借りた覚えがないと主張している場合
(3)返却に応じない利用者に対する措置-刑事告訴の可能性
※p.202「注1)返還請求をいつまで行使できるかについては、明文の規定はないが、民法上の請求権の時効期間に準じて10年と考えるべきではないだろうか。・・・」などあり。
<雑誌記事>
・図書館督促事情
医学図書館. 58(1) [2011.4]
・窓 督促 / 川越 峰子
図書館雑誌. 104(10) (通号 1043) [2010.10]
・小規模図書館奮戦記(その142)立教女学院短期大学図書館 延滞,不明図書ゼロを目指して / 篠原 智子
図書館雑誌. 102(8) (通号 1017) [2008.8]
・督促と罰則--アンケート調査結果より パブリックサービス研究分科会
(平成9年度私立大学図書館協会東地区部会研究部研究会講演・研究発表記録) /
高木 茂行 ; 狩野 修二
私立大学図書館協会会報. (通号 110) [1998.06]
・大学図書館における延滞督促について / 〓原 誠司
私立大学図書館協会会報. (通号 98) [1992.06]
図書の円滑な運営--延滞者をなくすために / 久保 富恵
私立大学図書館協会会報. (通号 92) [1989.06]
・大学図書館における督促について / 政池 節子
大学図書館研究. (通号 33) [1988.12]
・大学図書館における督促について / 佐藤 俊子
大学図書館研究. (通号 30) [1987.05]
・督促をめぐって<特集>
図書館雑誌. 79(2) [1985.02]
・サービスの原点から督促を考える (督促をめぐって<特集>) / 福島 宏子
図書館雑誌. 79(2) [1985.02]
・督促業務よもやま話--大学図書館の担当者座談会 (督促をめぐって<特集>) / 座談会 木村 晴茂 他
図書館雑誌. 79(2) [1985.02]
(関連情報)
・図書館から借りた本を返さないまま、図書館側の返還請求権を行使しうる3年が過ぎた(不法行為の短期消滅時効)。図書館は、その後も返還を請求してもよいのでしょうか。(Yahoo!知恵袋)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1323569903 ※複数の考え方が示されている。