レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/01/27
- 登録日時
- 2020/03/28 00:31
- 更新日時
- 2020/03/28 00:31
- 管理番号
- 6001043213
- 質問
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解決
懐徳堂で受講していた人物が分かる資料はあるか。
- 回答
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次の資料に、懐徳堂で受講していた人物を含む懐徳堂関係者について記載がありました。
・『懐徳堂事典 増補改訂版』(湯浅邦弘/編著 大阪大学出版会 2016)
「第4章 懐徳堂の周辺」(p.195-212)の中には「3 懐徳堂の交友・門人」(p.195-212)という篇があり、交友のあった人物や門人について記載があります。
・『懐徳堂とその人びと』(脇田修/著 大阪大学出版会 1997)
「第三章 町人学者」(p.93-108)に富永仲基、山片蟠桃、草間直方について記載があります。
また、p.47に「享保十一年丙午冬十月五日癸亥浪華学問所懐徳堂開講会徒」と題された名簿が掲載されています。
・『懐徳堂 近世大阪の学校 展覧会目録』(大阪市立博物館 大阪市立博物館 [1986])
p.70-73に「懐徳堂同志・門人・交友一覧」が掲載されています。
・『懐徳堂考 附録』(天囚西村時彦/著 懐徳堂・友の会中 1984)
p.35-50に人名索引があります。凡例に「本索引は、懐徳堂関係者を検索するに至便であるよう編集した」とあります。
なお懐徳堂で受講していた人物に限定して網羅的に調べることは難しいようです。
・『懐徳堂の歴史を読む 懐徳堂アーカイヴ』(湯浅邦弘/編著 大阪大学出版会 2005)
p.46に「懐徳堂には、残念ながら歴代受講生の名簿は残っていない」とあります。
・「書院としての懐徳堂」『東アジア文化交渉研究 別冊2』(湯浅邦弘 2008)p.105-119
p.107に「残念ながら、懐徳堂には、受講生名簿が残っていない」とあります。
この論文は、インターネットでも本文が閲覧できます。
「書院としての懐徳堂」(CiNii Articles)(国立情報学研究所)
https://ci.nii.ac.jp/naid/110006991144(最終確認日:2020年1月27日)
・『懐徳堂とその人びと』(脇田修/著 大阪大学出版会 1997)
p.93に「懐徳堂に学んだ人びとの全体像については、具体的には分かっていない」とあります。
〔事例作成日:2020年1月27日〕
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育史.事情 (372 10版)
- 参考資料
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- 懐徳堂事典 増補改訂版 湯浅/邦弘‖編著 大阪大学出版会 2016.10
- 懐徳堂とその人びと 脇田/修∥著 大阪大学出版会 1997.10
- 懐徳堂 大阪市立博物館 大阪市立博物館 [1986]
- 懐徳堂考 付録 複刻 天囚西村時彦著 懐徳堂・友の会 1984.3
- 懐徳堂の歴史を読む 湯浅/邦弘∥編著 大阪大学出版会 2005.3
- https://ci.nii.ac.jp/naid/110006991144 (「書院としての懐徳堂」(CiNii Articles)(国立情報学研究所))
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 大阪,人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000279691