レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年02月19日
- 登録日時
- 2019/03/20 09:23
- 更新日時
- 2019/06/12 13:55
- 管理番号
- 埼熊-2018-123
- 質問
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解決
浅野内匠頭が山鹿素行の元で学んでいた学問の概要が知りたい。
- 回答
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下記の資料を提供した。
『日本思想史事典』(東京堂出版 2013)
p308-309「山鹿素行」「兵学者・儒学者」
「古学としての素行独自の学問(素行学)(後略)」
「素行は、人の本性は利己的なものであり、人は社会生活においてみずからを実現していくために必要な認識能力を有しており、それにより事物のみちすじや働きを把握することが「格物」であるとした。」とあり。
『日本思想史辞典』(山川出版社 2009)
p324「古学」
「江戸時代の日本独自の儒教の一傾向をいう。」
「江戸時代においては、伊物といって(中略)の学統が朱子学を否定し、聖人の原意を回復させようとした傾向さす」
「きわめて政治的な学風で「大学」を経書全体の基本とし、自然的・必然的な天道と聖人の教えである人道を区分し、個人道徳と統治行為を分離した。」とあり。
『国史大事典 14』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1993)
p116-117「山鹿素行」
- 回答プロセス
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1 参考図書で〈山鹿素行〉〈古学〉を調査する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本思想 (121 9版)
- 参考資料
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- 『日本思想史事典』(東京堂出版 2013) , ISBN 4-490-10796-X
- 『日本思想史辞典』(山川出版社 2009) , ISBN 4-634-62210-6
- 『国史大事典 14』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1993) , ISBN 4-642-00514-5
- キーワード
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- 山鹿素行(ヤマガ ソコウ)
- 浅野 長矩(アサノ ナガノリ)
- 古学
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000253302