レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年07月06日
- 登録日時
- 2019/01/29 14:09
- 更新日時
- 2019/01/30 17:34
- 管理番号
- 横浜市中央2543
- 質問
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解決
リストラされた人たちがその後どうなるのか状況が分かる統計はないか?
- 回答
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離職の統計のうち、離職理由として勤務先の都合で離職した方の人数を調べることはできますが
(例:『労働統計年報 第69回(平成28年)』 p.46 22表 産業、性、離職理由別離職者数、インターネットではhttps://www.mhlw.go.jp/toukei/youran/index-roudou-nenpou2016.html
「Ⅱ 雇用及び失業」)、その方たちのその後についての記録はありません。
しかしながら転職者や求職者、失業者の統計のうち、前職の退職理由が記載されているものがあり
その中で、勤務先の都合で退職した方の人数を確認することにより、把握できる部分があります。
1 転職者の統計
インターネット「雇用動向調査」 2016年
以下のURLから確認できます。
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450073&tstat=000001012468&cycle=7&year=20160&month=0&tclass1=000001012469&tclass2=000001012471&stat_infid=000031676644&result_back=1&second2=1
第15表 性 、産業(大分類)、企業規模(GT・E)、 就業形態 、転職理由別入職者数 (2-1)では、
新たに職を得た方に対し、 「前の勤め先を辞めた理由」をたずねています。
その中で「会社都合」の中にいわゆる「リストラ」が含まれていると考えられます。
2 求職者の統計
『労働力調査年報 平成28年』 総務省統計局/編集 日本統計協会2017.5
以下のURLから確認できます。
https://www.stat.go.jp/data/roudou/report/2016/index.html
p.128 Ⅰ-A-第14表 年齢階級,求職理由別完全失業者数
p.19 表Ⅰ-12 求職理由別完全失業者の推移
求職理由として「勤め先や事業の都合による離職」という項目があります。
3 失業者の統計
『労働力調査年報 平成28年』 (前掲)
(1) 「Ⅱ-A-第9表 全職の離職理由別離職した完全失業者数」(p.199)
「前職の離職理由」の中に「人員整理・退職勧奨のため」という項目があります。
(2) 「Ⅱ-B 第14表 世帯の種類・世帯主との続き柄・教育・年齢階級・失業期間・
前職の産業・前職の職業,求職理由・前職の離職理由・仕事につけない理由別完全失業者数性別、
年齢別」(インターネットのみ)
「勤め先や事業の都合による離職」という項目があり、性別年齢別に把握することができます。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 労働経済.労働問題 (366 8版)
- 社会保障 (364 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000250785