レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年08月14日
- 登録日時
- 2018/10/08 14:07
- 更新日時
- 2018/10/08 14:42
- 管理番号
- 相橋-H30-024
- 質問
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解決
草野心平の詩『鬼色の夜のなかで』の「鬼色」の読み方を知りたい。
- 回答
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資料①での作品の排列の位置から、「きしょく」と読む可能性が高い、と伝えた。
- 回答プロセス
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市内OPACでキーワード“鬼色の夜のなかで”や“草野心平”で検索したが、該当する資料は見つからなかった。
レファレンスコーナーにある次の資料で調べてみた。
①『現代日本文学綜覧シリーズ 8上』 青山毅/編 日外アソシエーツ 1995 (自館請求記号:R911.1)
P458に該当する作品名とその著者が掲載されている。Pⅴの凡例によると「作品名の排列は、現代かなづかいによる作品名の読みの五十音順とした。」と記載されており、該当作品の前後に排列されている作品名から、「鬼色」は「きしょく」と読むと推測できる。
回答後、検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2018/08/14 最終確認)でキーワード“鬼色の夜のなかで 草野心平”で検索した結果、次の資料に該当作品が収録されていることが分かった。
②『紀行とエッセーで読む作家の山旅』 山と溪谷社/編 山と溪谷社 2017 (自館請求記号:B914.68)
該当作品は収録されているが、「鬼色」のよみがなの記載はなく、参考となる記述もなかった。
また、神奈川県内公共図書館横断検索システム(http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/opac/CrossServlet 2018/08/14最終確認)で上記資料を検索した結果、小田原市立図書館にも所蔵があり(書名は「作家の山旅」)、書誌情報で該当作品名のよみながは「キショクノヨルノナカデ」となっている。従って、「きしょく」の可能性が高いと推測できる。
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911)
- 参考資料
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- 『現代日本文学綜覧シリーズ 8上』 青山毅/編 日外アソシエーツ 1995
- 『紀行とエッセーで読む作家の山旅』 山と溪谷社/編 山と溪谷社 2017
- キーワード
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- 草野心平
- 鬼色の夜のなかで
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000243498