8/15の朝日新聞、朝刊の1面に政府主催の全国戦没者追悼式が開かれるという記事があり、「約310万人の戦没者」と書かれていることを確認。
『アジア・太平洋戦争辞典』 p.12~13 アジア・太平洋戦争
「日本政府の発表によれば、日中戦争から敗戦までの日本人の戦没者数は、軍人・軍属が約二百三十万人(うち朝鮮人・台湾人が約五万人)、外地の一般邦人が約三十万人、空襲などによる国内の戦災死没者が約五十万人、合計で三百十万人である。」とあり。
平成十三年八月二十八日受領 答弁第一五号「衆議院議員保坂展人君提出「大東亜戦争」と靖国神社に関する質問に対する答弁書」
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b152015.htm「第二次世界大戦の戦死者は何人か。日本も含め国別で示されたい。」という質問に対する答弁
「お尋ねの我が国における「第二次世界大戦の戦死者」の数については、「第二次世界大戦の戦死者」の具体的な範囲が必ずしも明らかではないが、政府としては、昭和三十八年五月十四日の閣議決定(戦没者追悼式の実施に関する件)において、同年八月十五日に実施する全国戦没者追悼式における戦没者の範囲について、「支那事変以降の戦争による死没者(軍人・軍属及び準軍属のほか、外地において非命にたおれた者、内地における戦災死没者等をも含む者とする。)とする」と決定したところである。そして、政府としては、右の戦没者の数について、約三百十万人であるとしてきたところである。」とあり。
国立国会図書館リサーチ・ナビ 昭和前半期閣議決定等収載資料及び本文より
昭和38年5月14日 閣議決定「全国戦没者追悼式の実施に関する件」
http://rnavi.ndl.go.jp/politics/entry/bib01421.php