レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017/02/04
- 登録日時
- 2017/06/26 00:30
- 更新日時
- 2017/06/26 00:30
- 管理番号
- R1000153
- 質問
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解決
箸袋に「羹臛」と書かれていた。読み方と意味が知りたい。
- 回答
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鎌田正著『大漢語林』で調べると、「羹」はコウと読み、意味は「あつもの。肉と野菜とを混ぜて作った吸い物。」とある。「臛」はコク・カクと読み、意味は「あつもの。肉入りの熱い吸い物。野菜入りを羹、野菜なしを臛という。」とある。「羹」の項目にはこの字を使った熟語として「羹臛」が載っており、読みは「コウカク」で意味は「あつもの。吸い物。肉に野菜をまぜた吸い物。」とある。羹と臛のどちらも訓読みは「あつもの」であるが、全国調理師養成施設協会編『改訂 調理用語辞典』によると、用いる材料によって漢字を区別して使用していたことが分かる。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- B10146703 大漢語林 鎌田正/著 大修館書店 1992.4 813.2 4-469-03154-2
- B10133023 大漢和辞典 巻9 諸橋轍次/著 大修館書店 1985 4469030791
- B10325194 調理用語辞典 全国調理師養成施設協会/編 全国調理師養成施設協会 1998.12 596.033 4-924737-35-6
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事項調査
- 内容種別
- 事項調査
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000217904