レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016/4/8
- 登録日時
- 2016/05/15 00:30
- 更新日時
- 2023/12/24 00:30
- 管理番号
- M16041617079730
- 質問
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アルツハイマー病は女性の方がかかりやすいと聞いたが本当か。
- 回答
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『医療・医療経営統計データ集2015年版』の「主な傷病の総患者数」の項目において、アルツハイマー病患者の男性、女性比を確認したところ、患者総数366000人に対して、男性は、104000人、女性は、262000人であると記載があった。女性患者数は男性患者数の約2.5倍多いことが分かる。
また、『認知症の正体』には、「女性と男性の発病率」という項目に「アルツハイマー病の患者は、女性が男性の2,6倍と圧倒的に多くなっています。」と記載されている。なお、その理由については、「女性の方が男性より平均寿命が長く、高齢者人口に占める割合相対的に高いこと」と「脳の神経細胞の保護に重要な役割を果たす女性ホルモンが閉経後急激に減少し、神経細胞が消滅する確率が高まること」が要因として挙げられている。
また、『アルツハイマー病がわかる本』には、「男性より女性のほうがなりやすい」というコラムの中で、「アルツハイマー病の発症率を男女で比較すると、同年代で比較しても、女性は男性の1.5~2倍です。」と記載されている。なお、その理由については、はっきり分かっていないと記載があるものの、「女性ホルモンの減少との関係が指摘されています。」と記載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 内科学 (493 9版)
- 参考資料
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廣瀬輝夫『医療・医療経営統計データ集2015年版』 三冬社,2014,342p. 参照はp.166.
飯島裕一『認知症の正体』 PHP研究所,2011,269p. 参照はp.108.
植木彰『アルツハイマー病がわかる本』 法研,2012,167p. 参照はp.57.
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廣瀬輝夫『医療・医療経営統計データ集2015年版』 三冬社,2014,342p. 参照はp.166.
- キーワード
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- アルツハイマー病
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2016041617071179730
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000192229