レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年11月22日
- 登録日時
- 2016/03/31 18:14
- 更新日時
- 2016/03/31 18:14
- 管理番号
- tr424
- 質問
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解決
日光の保晃会(ほこうかい)について記述がある資料が知りたい。
- 回答
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保晃会とは、明治維新後に幕府の保護を失い、荒廃が進んでいた日光の社寺建築を保全するために明治12年に設立された民間団体です。
(参考:『かぬまの歴史 鹿沼市史普及版』(鹿沼市史編さん委員会/編 鹿沼市 2007)
保晃会に関する記述のある資料は、以下のとおりです。
・『日光市史 下巻 近現代・民俗』(日光市史編さん委員会/編 日光市 1979)
「第三章 近代化のあゆみ」に「第三節 保晃会の設立と発展」があります。(p.103-123)
・『日光市史 下巻 史料編』(日光市史編さん委員会/編 日光市 1986)
「八 保晃会」があります。(p.609-646)
・『いまいち市史 通史編 5』(今市市史編さん委員会/編 今市市 2005)
「第一章 文明開化期の今市」「第四節 文明開化と人々の暮らし」の中に「四 保晃会と地域の人々」があります。
・『日光の風景地計画とその変遷』(手嶋潤一/著 随想舎 2006)
第1章第2節「「保晃会」の活動に見られる風景地計画」(p.36-41)の項があります。
・『日光近代学事始』(栃木県歴史文化研究会近代日光史セミナー/編 随想舎 1997)
石川明範/著「保晃会-日光の保存につくした人々」が掲載されています。(p.119-132)
・『歴史と文化 第4号』(栃木県歴史文化研究会/編 栃木県歴史文化研究会 1995)
石川明範/著「公園・結社・社交 保晃会の設立から拡大期における諸問題」が掲載されています。(p.44-59)
・『大日光 61』(日光東照宮/編、発行 1989)
高村功一/著「東照宮の明治大修繕事業―保晃会の活動を中心として―」が掲載されています。(p.65-76)
・『鹿沼史林 第19号』(鹿沼史談会/編、発行 1977)
森豊/著「日光山美観の保全活動をした保晃会」があります。(p.67-79)
・『日光山内・浩養園沿革概要』(安生信夫/著 日光東照宮 2009)
「第1章 保晃会の設立と保晃会碑建立の経緯」があります。(p.80-82)
・『栃木県史 史料編 近現代5』(栃木県史編さん委員会/編 栃木県 1975)
次の史料を掲載しています。
p.215-218「一○一 保晃会設立規則」
p.218-219「一○二 保晃会設立ニ付案内状」
p.242-252「一○六 保晃会会議及び会務報告」
・『日光史』(星野理一郎/著 「日光史」特別領布会 1977)
「第七編 明治、大正、昭和時代」に「六、保晃會」の項があります。(p.200-202)
・『落合村 草創期』(駒場明房/著 駒場明房 1998)
「第五章 町村制」に「六 保晃会」があります。(p.372)
・『栃木県大百科事典』(栃木県大百科事典刊行会/編 栃木県大百科事典刊行会 1980)
「保晃会」の項目があります。(p.882)
・『かぬまの歴史 鹿沼市史普及版』(同掲)
「コラム1 安生順四郎と保晃会」の項があります。(p.163)
・『日光山建立及修繕沿革』(保晃会/編、発行 1954)
ページ付のない資料です。「保晃會ノ創設」の項があります。
・『粟野昔ばなし』(粟野町役場職員協議会/編、発行 1975)
「日光保晃会」の項があります。(p.76-77)
■国立国会図書館デジタルコレクション
・石田明範/著「まちづくり人国記――日光の保存につくした人々 保晃会」(『地域開発ニュース : 地開 : 地域の活性化と交流情報 (259)』 1998 p.34-36所収 )
※国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2764147
・永嶋正信/著「「国庫補助ヲ仰キ日光山ヲ公園ト為スノ請願」と保晃会について(承前)」(『國立公園 = National parks (344)』 1978 p.8-13所収)
※国立国会図書館/図書館送信参加館内公開
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/6061104
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213)
- 参考資料
- キーワード
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- 日光
- 栃木県
- 保晃会
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000190548