レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/3/6
- 登録日時
- 2016/03/29 00:30
- 更新日時
- 2023/12/26 00:30
- 提供館
- 金沢市図書館 (2310230)
- 管理番号
- 玉川-000041
- 質問
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解決
【内灘の津波について】 『金沢の風習』井上雪 “智覚寺の虫干し”p.161に、1660年(万治3年)に内灘で津波被害があったと書かれている。
被害の全容と地形が知りたい。
- 回答
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・『石川県災異誌 1961』万治2~3年に津波の記載なし(洪水はあり)。
・『加賀藩史料 第3編』万治2~3年に津波の記載なし。
・『内灘町史』(11910053)
p.125「智覚寺過去帳」昭和22頃(智覚寺所蔵)によると
「万治二年ノ年ニ大津浪ノ為ニ堂宇残ラズサラハレテ」
「ソノ後 正徳五年ノ年ニ(今カラシテ二百三十三年前)只今ノ処ニ移転ガ出来サセラレタノデアル」とあり。
・『加越能寺社由来』
p.548 智覚寺の項目より、貞享2年(1685年)に「本根布村ニ今以居住仕」とあり。
・『角川日本地名大辞典 17 石川県』
p.892 「本根布村」の項目に海岸の漸次沈降について説明あり。
・『改作所旧記 下編』
p.131 智覚寺の項目より 移転理由に津浪の記載なし。
・『内灘郷土史』
p.318「智覚寺御縁起」の全文掲載あり。
・『金沢古蹟志 第11編』巻28 p.56「正徳五年浅野川洪水に流失」
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000190015