レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月15日
- 登録日時
- 2016/02/15 18:26
- 更新日時
- 2018/08/07 16:52
- 管理番号
- 中野0552
- 質問
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解決
古代では、太陽の動きで方位を読みとっていたという。具体的にどのような仕組みなのか、なぜ方位がわかるのか、知りたい。
- 回答
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【資料1】『方位読み解き事典』(R290.1/ホ)
p.13-14「太陽と方位測定」の項のなかで、p.14図2に「始原的な方位測定法」をあげ、測定方法の説明あり。また、この方法は中国の古文献『周髀算経』『周禮』に記載されている、とあり。同書p.360~「科学史」の項でも、方位計測について言及あり。
【資料2】『講座日本技術の社会史 第6巻 土木』(502.1/コ/6)
p.334~の「算師の技術」の項p.336の第2図「『周礼』に記された太陽による方位測定法」の図。p.335下段で説明あり。
【資料3】『たのしい理科こばなし 2』(404/ミ/2)
p.154-155「太陽のうごきと方位」かげができるほうを北とし、反対を南、太陽が出てくるほうを東、沈むほうを西ときめた、という説明あり。
【資料4】『最新SASサバイバルハンドブック』(786/ワ)
p.271~「方位を読みとる」シャドースティック法の紹介
【資料5】奈良文化財研究所ホームページ > なぶんけんブログ2013年6月「古代の方位測定法」にも説明あり
https://www.nabunken.go.jp/nabunkenblog/2013/06/20130601-1.html(2016/2/15確認)
「地面に棒を垂直に立て、それを中心に円を描きます(全周させなくてもかまいません)。午前と午後の2回、棒の影の先端が円周上にくるときがありますが、その2点を結べば、ほぼ正確に真東西となります。」
- 回答プロセス
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「太陽」「影」「方位」「方角」などをキーワードに、自館OPACやインターネットを検索。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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【資料1】山田安彦 編 , 山田, 安彦, 1927-. 方位読み解き事典. 柏書房, 2001.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002997154-00 , ISBN 4760120661 -
【資料2】講座・日本技術の社会史. 6. 日本評論社, 1983. (講座・ 日本 技術の 社会史 6)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I046209757-00 -
【資料3】宮内主斗 編著 , 宮内, 主斗, 1963-. たのしい理科こばなし 2 (宇宙ともの). 星の環会, 2005.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007681381-00 , ISBN 489294422X -
【資料4】ジョン・ワイズマン 著 , 高橋和弘, 友清仁 訳 , Wiseman, John, 1940- , 高橋, 和弘, 1961- , 友清, 仁. 最新SASサバイバル・ハンドブック. 並木書房, 2009.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010853273-00 , ISBN 9784890632480
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【資料1】山田安彦 編 , 山田, 安彦, 1927-. 方位読み解き事典. 柏書房, 2001.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000188128