レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年01月20日
- 登録日時
- 2016/01/21 16:41
- 更新日時
- 2016/03/11 13:35
- 管理番号
- 埼熊-2015-086
- 質問
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解決
臨床心理士の働き口や給与などについて、臨床心理士が自分の経験に基づいて書いている本を読みたい。
- 回答
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記述のあった以下の資料を紹介した。
『「臨床心理士」をめざすあなたへ 高校生からの臨床心理学 New心理学ブックス』(井上果子編 大日本図書 2000)
第1-7章まで、学校(義務教育、高校、大学)・相談機関・相談所・企業・医療機関の臨床事例を現役の心理士が紹介。給与などはなし。
『なる本臨床心理士 QP books』(白藍塾著 週刊住宅新聞社 2008)
p76-126「心理臨床の現場」の章に、教育領域、福祉領域、医療・保健等7つの職域について、経験を踏まえた詳細な説明文あり。また、各職域のカウンセラーの体験談・インタビューが掲載されている。給与についての記述はないが、p125に個人で開業した場合の報酬についての記述あり。
p204-210「特別寄稿 人と向き合う覚悟」に臨床心理士の体験談あり。ただし、働き口や給与などについての記述なし。
『心理の仕事』(三木善彦〔ほか〕編著 朱鷺書房 2002)
p27-226にかけて司法・行政、福祉、医療、カウンセラー、教育・研究職、民間企業での自身の経験に基づいた仕事の紹介あり。
回答者によっては、収入にも言及している。
p67「重症心身障害児施設の保育職」「収入は地方公務員に準ずる給与体系となっている。」
p87「病院の臨床心理士②」「収入は臨床心理士の場合は修士課程修了、認定心理士の場合は学部卒の平均給与ぐらいだろう。」
『臨床心理士に出会うには』(第3版 日本臨床心理士会編 創元社 2005)
p21-40「臨床心理士の働く機関」として教育、福祉、医療・保健、司法・矯正、大学研究、産業・開業の各領域における機関の簡単な説明あり。
p42-370 全国都道府県別の相談機関の案内あり。給与などはなし。
- 回答プロセス
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回答資料以外の調査資料は次のとおり。
1 図書資料
『臨床心理学用語事典』(池田まさみ〔ほか〕共著 オーム社 2008)
p176「臨床心理士」の項
『はじめて学ぶ人の臨床心理学』(渡邉映子編 中央法規出版 2003)
「Chap.8 現場で生きる臨床心理学」あり。学校、医療機関、福祉、産業等の分野での活動の紹介がある。
『臨床心理士への道 Aera books number 4』(馬場礼子著 朝日新聞社 1999)
p11-43 第1章で臨床心理士の活動する医療、教育、司法、産業等の領域に関する説明があるが、著者(大学教員)の体験ではない。
p129-132「経済的な側面」の項あり。
p167-180 第7章で臨床心理士の勤務スタイルについての記述あり。
『心理臨床入門 臨床心理士をめざす人のために』(岡堂哲雄編 新曜社 1996)
p229-236「第15章 臨床心理士が活動する諸分野」あり。
2 インターネット情報
《財団法人日本臨床心理士資格認定協会》(http://fjcbcp.or.jp/rinshou/shokuiki/ 2015/01/16最終確認)
「臨床心理士の職域」という項あり。給与についての記述はなし。
《一般社団法人日本臨床心理士会》(http://www.jsccp.jp/person/scene.php 2015/01/16最終確認)
「臨床心理士の活動の場」の項あり。給与についての記述はなし。
- 事前調査事項
- NDC
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- 臨床心理学.精神分析学 (146 9版)
- 参考資料
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- 『「臨床心理士」をめざすあなたへ 高校生からの臨床心理学 New心理学ブックス』(井上果子編 大日本図書 2000) , ISBN 4-477-01098-2
- 『なる本臨床心理士 QP books』(改訂版 白藍塾著 週刊住宅新聞社 2008) , ISBN 978-4-7848-0396-5
- 『心理の仕事』(三木善彦〔ほか〕編著 朱鷺書房 2002) , ISBN 4-88602-535-8
- 『臨床心理士に出会うには』(第3版 日本臨床心理士会編 創元社 2005) , ISBN 4-422-11337-2
- キーワード
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- 臨床心理士
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000187308