レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2004年4月20日
- 登録日時
- 2015/11/11 14:30
- 更新日時
- 2015/11/23 10:12
- 管理番号
- 蒲郡-2004-04201-般
- 質問
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解決
孔雀または鳳凰(ほうおう)の図案や写真が見たい。
- 回答
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a『日本の文様 29 竜・麒麟・鳳凰 』に霊獣、霊鳥、空想獣の文様が施された美術品が紹介されている。鳳凰の文様は原色図版(カラー)5~9番、単色図版(白黒)85~170番、「霊鳥・霊獣と紋章」の章の17~23番が該当。この資料を貸出。
- 回答プロセス
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1.OPACでキーワード「ほうおう」を入力し検索。aの資料を貸出し。閉館時間直前で、孔雀と鳳凰の違いまで調べられなかった。
- 事前調査事項
- NDC
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- グラフィックデザイン.図案 (727)
- 参考資料
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小杉 一雄/等著者 , 小杉‖一雄. 日本の文様 29 : 龍・麒麟・鳳凰. 京都 光琳社出版, 1977.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I024473922-00 -
日本国語大辞典第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部 編 , 小学館. 日本国語大辞典 第11巻 第2版. 小学館, 2001.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000003048207-00 , ISBN 4095210117 -
世界大百科事典 26(ホ−マキ) 改訂新版. 平凡社, 2007.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I004904267-00
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小杉 一雄/等著者 , 小杉‖一雄. 日本の文様 29 : 龍・麒麟・鳳凰. 京都 光琳社出版, 1977.
- キーワード
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- 孔雀
- 鳳凰
- 図案
- 紋所
- 法隆寺金堂西の間
- 平等院鳳凰堂
- 桐に鳳凰
- 鳳凰の丸
- 南法華寺古磚(みなみほっけじこせん)
- 瑞花鳳凰八稜鏡(ずいかほうおうはちりょうきょう)
- 紋章
- 霊鳥
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 後日、「鳳凰」についてb『日本国語大辞典 第11巻』p1367、c『世界大百科事典 26』p44~45で確認。中国の伝説上の霊鳥であるとして、形、鳴き声、特徴、食物などの記述もあった。cでは、「四神の内の朱雀の内にその性格が受け継がれていることは、漢代の書が鳳凰を火精だとしていることからも逆にうかがわれよう」「四神は、飛鳥時代には日本に伝えられていたと思われる」と記述あり。鳳凰が表された美術品として、法隆寺金堂西の間の天蓋、瑞花鳳凰八稜鏡、平等院鳳凰堂が挙げられている。日本で、図案が和風化していった様子にも触れられている。p45に中国の出土品に描かれたものが3点、平等院鳳凰堂の屋根を飾る像の写真が1点載っていた。bではp1367に、奈良県南法華寺古磚の写真1点、紋所の図案「桐に鳳凰」「鳳凰の丸」2点が載っていた。
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000183625