レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年10月31日
- 登録日時
- 2015/10/31 10:50
- 更新日時
- 2015/12/25 09:47
- 管理番号
- 20151031-1
- 質問
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解決
「意得候」の読み方が知りたい。「候」は、「そうろう」と読むと思うのだが、続けての読み方がわからない。
- 回答
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資料【1】【2】【3】を案内し、「意得(こころえ)候(そうろう)」の読みを確認した。
資料【1】『日本国語大辞典』(第二版)第5巻
p.683「こころ‐え 【心得】 」
*運歩色葉集〔1548〕「心得 ココロヱ、意得 同」とあった。
p.684「こころ‐・える 【心得・意得】」
資料【2】『古文書古記録難訓用例大辞典』
p.119 に、「意得 ヨミ こころえ」との記載あり。
資料【3】『古文書字叢』
p.142 に、「意」の用例として、「意得」の記載あり。
そのほか、千葉県山武市生涯学習課のホームページに「里見義康印判状」が掲載してあり、「意得候」の用例があった。
http://www.city.sammu.lg.jp/soshiki/32/n-satomiyosiyasu.html (2015/07/29 確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 音声.音韻.文字 (811)
- 辞典 (813)
- 参考資料
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- 資料【1】 日本国語大辞典 / 日本国語大辞典第二版編集委員会, 小学館国語辞典編集部編 . - 東京 : 小学館 , 2000.12-2002.12 (本館請求記号:813.1 - N77)
- 資料【2】 古文書古記録難訓用例大辞典 . - 東京 : 柏書房 , 1989.11 , ISBN 4760105042 (本館請求記号:210.088 - Ko66)
- 資料【3】古文書字叢 / 根岸茂夫{ほか}編集 . - 東京 : 柏書房 , 1990.2 (本館請求記号:210.088 - Ko66)
- キーワード
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- 意得
- 意得候
- 心得
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000183102