レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015/4/8
- 登録日時
- 2015/05/21 00:30
- 更新日時
- 2015/05/21 00:30
- 管理番号
- C150410165802-1
- 質問
-
解決
1920-1941年の日本における石油の用途別割合を軍事や輸送などの部門別に調べたい。
- 回答
-
ご照会の事項について回答します。【 】内は当館請求記号です。
末尾に「*」を付した資料は「国立国会図書館デジタルコレクション」(http://dl.ndl.go.jp/)に収録されており、インターネット公開している資料です。
末尾に「**」を付した資料は、「国立国会図書館デジタルコレクション」(http://dl.ndl.go.jp/)に収録されており、国立国会図書館及び図書館送信参加館内で公開している資料です。
末尾に「***」を付した資料は、「国立国会図書館デジタルコレクション」(http://dl.ndl.go.jp/)に収録されており、館内限定公開している資料です。
下記の資料を調査しましたが、1920年から1930年までの石油の部門別の配分が記載された資料は見当たりませんでした。
1931年から1945年までのデータが掲載されている資料(1)と、1941年のデータが掲載されている資料(2)を紹介します。
(1) 奥田英雄, 橋本啓子 訳編『日本における戦争と石油 : アメリカ合衆国戦略爆撃調査団・石油・化学部報告』石油評論社, 1986.9【DL133-E2】
「1-2-18表 主要石油製品消費量の推移(本土内)」(p.62)に、1931年から1945年までの航空ガソリン、自動車ガソリン、ディーゼル油、重油、潤滑油のそれぞれについて消費量の内訳(陸軍、海軍、民間)と合計が記載されています。
(2) 通商産業省大臣官房調査統計部 編『本邦鉱業の趨勢. 昭和16-20年』通商産業調査会, 1951【560.59-Tu783h】***
「I 鉱産額 (4)石油及び石油製品」の「第三表 石油製品」(pp.170-173)に、昭和16年の揮発油、灯油、軽油、潤滑油(機械油)、B重油、C重油、アスファルト、パラフィン、石油ピッチ、石油コークス、グリース、その他のそれぞれについて内訳(民需、軍需)と合計が記載されています。
(調査済み資料)
・『現代日本産業発達史. 第2』現代日本産業発達史研究会, 1963【602.1-G29】**
・航空自衛隊幹部学校 [訳編]『米国戦略爆撃調査団報告. [第9]』航空自衛隊幹部学校, 1959【GA86-6】
・岩間敏『石油で読み解く「完敗の太平洋戦争」』朝日新聞社, 2007.7【DC51-H228】
・通商産業大臣官房調査統計部 編『本邦鉱業の趨勢50年史 : for 1905-1960. 解説編』龍溪書舎, 1980.10【DL5-L14】
・通商産業大臣官房調査統計部 編『本邦鉱業の趨勢50年史 : for 1905-1960. 資料編』龍溪書舎, 1980.10【DL5-L13】
・日本石油株式会社 編『石油便覧』石油経済研究会, 1959【D2-236】**
・『石油時報』帝国石油【雑49-351】**
・朝日新聞経済部 編『朝日経済年史. 昭和3至10年版』朝日新聞社, 昭和3至10【573-186】**
・燃料協会 編『燃料年鑑. 昭和11至12年版』燃料協会, 昭11【14.5-572】*
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 石油 (568 9版)
- 参考資料
- キーワード
-
- 石油 軍需 民需
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000174782