レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/06/13
- 登録日時
- 2015/03/14 12:53
- 更新日時
- 2015/05/12 15:04
- 管理番号
- 埼久-2014-195
- 質問
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解決
関東周辺の、(1)石材産出箇所(2)材質(3)輸送ルート(4)輸送方法(5)加工業者や石工について、歴史的な内容も含め関連資料を紹介して欲しい。
- 回答
-
以下の資料を紹介した。
※()内の数字は、該当する質問項目を表示。
『石材産業年鑑 2004年版』(石文社 2004)
「第7章 国内採石編」に、県ごとの「主な国産石材とその特徴」あり。採石地域、石の特徴、有名な建築物、採石量、組合など。(1)(2)(5)
巻末に「全国石材関連業者名簿」あり。(5)
『石材の事典』(鈴木淑夫著 朝倉書店 2009)
p188-「Ⅲ石材 A国産石材」都道府県別、五十音順に石材名と産地、用途など簡単な解説あり。(1)(2)
※出展として「日本石材精義」(小山一郎)(当館未所蔵)
p348- 文献あり
『近世の墓と石材流通』(秋池武著 高志書院 2010)
関東地方の寺院の墓地を調査。P12「関東地方の石材産地(図3)」、流通体制についての章もあり。(1)(2)(3)(4)(5)
『中世の石材流通』(秋池武著 高志書院 2005)
関東地方の中世の石造物について調査。石造物の分布概要や石材流通の変遷についての章もあり。(1)(2)(3)(4)(5)
『石と建築 新版』(中山實著 鹿島出版会 2014)
p8- 国内産石材の一覧(表1-5)に石材名と産地、分類、用途あり。(1)(2)
『石材の基礎知識』(服部仁著 石文社 2014)
p13 日本に産出する主な石材と産地(図1)あり。
資料の全体にわたって、つくば市や笠間市など茨城県の石材が例として挙げられている。(1)(2)
『石屋史の旅』(渡辺益国著 渡辺石彫事務所 1987)
p165-186 大谷(栃木)、p301-325 稲田・真壁(茨城)。(1)(2)(5)
『墓石産業′79』(中江勁編 鎌倉新書 1979)
「第2章 墓石産業の現状と今後の展望」に昭和52年当時の全国の従業員規模別採取場や一般石材の製品別生産量、主要岩石の都道府県別採石量の表あり。「第10章 墓石関連石材の産地 2 国内石材」。(1)(2)(5)
『稲田石』(関口ひろ子著 筑波書林 1981)
茨城県笠間市にある稲田の石材業について記述あり。(1)(5)
『遺跡発掘調査報告会発表要旨 第42回』(埼玉考古学会 2009)
高橋好信著「小川町下里割谷板碑石材採石遺跡の調査」所収
『埼玉の文化財 第52号 特集 埼玉の石造物』(埼玉県文化財保護協会 2012)
秋池武著「中世関東地方の供養塔・墓石と石材利用」所収
『中世の石材流通』(秋池武著 高志書院 2005)
関東地方の石材流通についての詳細な研究書。
『東国武士の精神世界』(埼玉県立嵐山史跡の博物館 2014)
高橋好信述「報告 下里・青山板碑石材採掘遺跡群」所収
- 回答プロセス
-
NDC分類〈569〉の棚の資料の調査。
自館目録を件名〈石材〉で検索しヒットした資料の調査。
- 事前調査事項
- NDC
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- 非金属鉱物.土石採取業 (569 9版)
- 参考資料
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- 『石材産業年鑑 2004年版』(石文社 2004)
- 『石材の事典』(鈴木淑夫著 朝倉書店 2009) , ISBN 978-4-254-20132-1
- 『近世の墓と石材流通』(秋池武著 高志書院 2010) , ISBN 978-4-86215-076-9
- 『中世の石材流通』(秋池武著 高志書院 2005) , ISBN 4-906641-92-X
- 『石と建築 新版』(中山實著 鹿島出版会 2014) , ISBN 978-4-306-03372-6
- 『石材の基礎知識』(服部仁著 石文社 2014) , ISBN 978-4-9907671-1-2
- 『石屋史の旅』(渡辺益国著 渡辺石彫事務所 1987)
- 『墓石産業′79』(中江勁編 鎌倉新書 1979)
- 『稲田石』(関口ひろ子著 筑波書林 1981)
- 『遺跡発掘調査報告会発表要旨 第42回』(埼玉考古学会 2009)
- 『埼玉の文化財 第52号 特集 埼玉の石造物』(埼玉県文化財保護協会 2012)
- 『中世の石材流通』(秋池武著 高志書院 2005) , ISBN 4-906641-92-X
- 『東国武士の精神世界』(埼玉県立嵐山史跡の博物館 2014)
- キーワード
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- 石材
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000168968