レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年09月02日
- 登録日時
- 2014/09/19 13:50
- 更新日時
- 2014/09/22 09:01
- 管理番号
- いわき総合-地域267
- 質問
-
解決
自分の先祖は磐城郡下平窪村に住んでいたが、磐城郡が石城郡になった時期と、下平窪村が平窪村になった際の合併村と時期を教えてほしい。また、戸籍法が明治5年に制定されたはずだが、何月何日か?
- 回答
-
明治15年6月5日 下平窪村合併(下平窪村と西平窪村)
明治22年4月1日 平窪村合併(幕之内村・鯨岡村・大室村・下平窪村・上平窪村・中平窪村・四ツ波村・中塩村)
明治29年4月1日 菊多郡・磐前郡・磐城郡の3郡が合併して石城郡に。
旧戸籍法(戦前の法律のため旧戸籍法と呼ぶ)は明治4年4月4日に公布、翌5年2月1日施行
- 回答プロセス
-
1.当館図書システムLooks-iにて 「地名 いわき」を検索 『地名の変化にみる、いわきの近代化』(資料①)を発見 下平窪村の合併について記載有
2.『いわき市史第3巻 近代』で明治時代を中心に縦覧。下平窪村の合併及び菊多郡・磐前郡・磐城郡の合併の記載有
3.当館図書システムLooks-iにて 「戸籍」を検索 『現行戸籍制度50年の歩みと展望』(資料③)を発見
4.レファレンス協同サービスで、「戸籍法」を検索 他館のレファレンスあり 『法令全書 明治4年』 に記載があるとのこと(当館に所蔵なし)国会図書館HPの国会図書館サーチを実施。インターネット公開の当該図書(資料④)を発見し閲覧した。
5.レファレンスの回答作成の際に先輩職員のアドバイスにより『いわき市内地域別データファイル』(資料②)を閲覧した。
- 事前調査事項
-
戸籍法は明治5年施行。5村合併で平窪村になった。※調査の結果、5村というのは誤解であった。
- NDC
- 参考資料
-
- 【資料①】『地名の変化にみる、いわきの近代化』 p6 37 [総合K-291-チ- 1111966469]
- 【資料②】『いわき市内地域別データファイル』p36 [総合K-318.2-イ-2013 1114422817]
- 【資料③】『いわき市史第3巻近代』p39 141~143 149 [総合K-210.1-1-イ- 1110038526]
- 【資料④】『現行戸籍制度50年の歩みと展望』 p50~51 日本加除出版 [総合X-324.8-ゲ1111407423]
- 【資料⑤】『法令全書 明治4年』p114~138 [国立国会図書館デジタルコレクション]
- キーワード
-
- 戸籍
- 戸籍法
- 壬申戸籍
- 地名
- いわき
- 下平窪村
- 磐城郡
- 石城郡
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000160043