レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年03月14日
- 登録日時
- 2014/04/27 12:34
- 更新日時
- 2014/04/27 12:34
- 管理番号
- 相橋-H26-015
- 質問
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解決
被爆前の広島市を被写体とした写真を探している。
庶民の生活の様子、街並み、お祭りなどの風景があれば好ましい。
これらを自分史の素材として利用したい。
- 回答
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①~⑤の資料を提供し、松本若次という人物が撮影した被爆前の広島の写真が2000枚発見された旨を伝えた。
- 回答プロセス
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自館OPACでキーワード“広島”、分類“748”で検索してヒットした資料を確認したが、被爆前の広島の風景を被写体とした写真は見つからなかった。
検索エンジンGoogle(http://www.google.co.jp/ 2014/03/15 最終確認)でキーワード“広島 被爆前 写真”で検索した結果、次のウェブサイトがヒットした。
原爆ドーム(http://www.city.hiroshima.lg.jp/toshiseibi/dome/photo/photo.html 2014/03/15 最終確認)
広島県産業奨励館や洋式・和式公園などの、被爆前の様子を写した写真が数点掲載されている。
中國新聞 ヒロシマ平和メディアセンター(http://www.hiroshimapeacemedia.jp/mediacenter/article.php?story=20090216163036561_ja 2014/03/15 最終確認)
このウェブサイトに、数点ではあるが被爆前の広島市の写真が掲載されている。
記事によると、松本若次という人物が撮影した被爆前の広島市の写真約2000枚が見つかり、企画展が開催される旨を報じている。
また、「被爆前の広島を伝える写真は、個人から寄せられた複写分を含め約200枚しかなく、松本さん撮影の写真は内容の質、量とも群を抜く。(以下略)」とある。
広島の歴史や、特に戦争関連資料がある棚をブラウジングした結果、次の資料が見つかった。
①『広島・福山と山陽道』 頼祺一/編 吉川弘文館 2006 (自館請求記号:217.6)
p153に戦前の広島文理科大学の写真が掲載されている。
②『広島・長崎 原子爆弾の記録』 子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会/編 平和のアトリエ 1991 (自館請求記号:210.75)
p144、p154に被爆前の広島市内の様子を写した写真が掲載されている。
③『平和博物館・戦跡ガイド 1 ビジュアル版』 佐藤広基/著 汐文社 2004 (自館請求記号:J31)
p24、26、42-43、46、49、50-51に被爆前の広島市の景観や建物の写真が掲載されている。
④『ビジュアルブック語り伝えるヒロシマ・ナガサキ 第1巻』 安斎育郎/著 新日本出版社 2004 (自館請求記号:J21)
p4に被爆前の元安川を挟んだ広島市中島本町の風景写真が掲載されている。
⑤『広島爆心地中島』 原爆遺跡保存運動懇談会/編 新日本出版社 2006 (自館請求記号:369.36)
全般にわたり、サイズは小さいものの、被爆する前の広島市中島近辺の写真及び記述がある。
次の資料には、該当する写真は掲載されていなかった。
『原爆をみつめる』 飯島宗一/著 岩波書店 1982 (東林間公民館請求記号:319)
- 事前調査事項
- NDC
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- 中国地方 (217 9版)
- 社会福祉 (369 9版)
- 参考資料
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- 『広島・福山と山陽道』 頼祺一/編 吉川弘文館 2006 (自館請求記号:217.6)
- 『広島・長崎 原子爆弾の記録』 子どもたちに世界に!被爆の記録を贈る会/編 平和のアトリエ 1991 (自館請求記号:210.75)
- 『平和博物館・戦跡ガイド 1 ビジュアル版』 佐藤広基/著 汐文社 2004 (自館請求記号:J31)
- 『ビジュアルブック語り伝えるヒロシマ・ナガサキ 第1巻』 安斎育郎/著 新日本出版社 2004 (自館請求記号:J21)
- 『広島爆心地中島』 原爆遺跡保存運動懇談会/編 新日本出版社 2006 (自館請求記号:369.36)
- キーワード
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- 広島
- 被爆前
- 写真
- 松本若次
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 広島市 地名
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000152740