レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年06月14日
- 登録日時
- 2014/03/27 00:30
- 更新日時
- 2014/12/13 22:53
- 管理番号
- A0068
- 質問
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解決
2011年3月の原発事故以来、話題となった放射線、原子力についての授業を行うので、資料の取りまとめと関連図書を生徒に紹介してほしい。(中学校3年生の理科の授業)
- 回答
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【提示資料】
・電子書籍『もっとわかる放射能・放射線』(CoSTEP教育スタッフ/著 CoSTEP北海道大学高等教育推進機構 2011年初版発行)
紹介:今回の震災後に北海道大学が電子書籍で発行したもの。原発の事故を加味して執筆されているため,放射能について報道されている内容などを理解するための基礎知識として役立つ。
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/ebooks/radioactivity/index.html#page=1 (最終アクセス2014/3/5)
・『原子力のことがわかる本』(舘野淳著 研数出版 2003年初版発行)
紹介:原子力について,基本的なことから書かれており、原子力発電に関する知識がまとまっていて読みやすい。図や写真を多く使っており,理解の助けになる。原子力発電については中立的な書き方をしており,電力会社の事故隠しなども取り上げている。小中学校図書館必携としてお薦め。
・『原発事故を問う チェルノブイリからもんじゅへ』(岩波新書)(七沢潔著 岩波書店 1996年初版発行)
紹介:授業のバックグラウンドの知識として持っておくのによい。、そのまま「チェルノブイリから、福島へ」と読めた。関係者がなぜ動けなかったのか、ごまかすのか。想像を超える事態に直面した人がどんな行動を取るのか、世界共通なのだと思った。
・教科書移行教材 中学校理科3年 大日本図書
・東北電力http://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/d_02.html (最終アクセス2014/3/5)
- 回答プロセス
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授業でつかった「放射線・原子力」の資料情報とバックグラウンドとしての知識となるものをまとめた。
放射線・原子力に関する教材は十分先生のほうで用意されておられたので、それらをまとめることにし、さらに原子力発展として発電や原発事故というキーワードで資料を集めて,資料提供を行うことにした。
- 事前調査事項
- NDC
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- 教育課程.学習指導.教科別教育 (375 9版)
- 原子力工学 (539)
- 参考資料
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電子書籍『もっとわかる放射能・放射線』
CoSTEP教育スタッフ/著 CoSTEP北海道大学高等教育推進機構 2011年初版発行http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/ebooks/radioactivity/index.html#page=1 (最終アクセス2014/3/5) -
舘野淳 監修. 原子力のことがわかる本 : 原子爆弾から原子力発電まで. 数研出版, 2003. (Chart books special issue)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004352782-00 , ISBN 4410138162 (最終アクセス2014/3/5) -
七沢潔 著. 原発事故を問う : チェルノブイリから、もんじゅへ. 岩波書店, 1996. (岩波新書)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002501011-00 , ISBN 4004304407 - 教科書移行教材 中学校理科3年 大日本図書
- 東北電力のホームページhttp://www.tohoku-epco.co.jp/electr/genshi/shiryo/d_02.html (最終アクセス2014/3/5)
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電子書籍『もっとわかる放射能・放射線』
- キーワード
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- 放射線
- 原子力
- 東日本大震災
- 理科教育
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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東京学芸大学「先生のための授業に役立つ学校図書館活用データベース」
A0068 中学校3年理科事例
上記リンク先には、ブックリスト、学習指導案 掲載。
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 教材
- 質問者区分
- 教員
- 登録番号
- 1000151322