レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20131003
- 登録日時
- 2014/02/28 00:30
- 更新日時
- 2014/03/27 11:14
- 管理番号
- 0030001423
- 質問
-
解決
三重県の鉄道・道路など交通インフラに関する歴史と現状の問題に関する資料を探しております。
特に求めているのは、以下になります。
・三重県が江戸時代に東海道がありながら、その後幹線から外れた経緯のわかるもの
・新名神高速道路開通後の人・物流の移動の変化
・南勢、東紀州の交通網の整備に関する歴史がわかるもの
・上記に関連して南勢、東紀州では近年まで道路が整備されず半島でありながら渡船で交通路として利用されていた地域があったと聞いていますが、そうした渡船に関する資料
- 回答
-
お探しの資料について、下記の通り所蔵しています。1・4は閲覧・貸出が可能です。2は参考図書、3は地域資料のため閲覧のみの利用となります。
1.三重県が江戸時代に東海道がありながら、その後幹線から外れた経緯のわかるもの
鉄道幹線敷設の際、東海道ではなく中山道を採択した経緯についての資料として、下記の2冊を所蔵しています。
『近代日本と鉄道史の展開』(宇田 正/著 日本経済評論社 1995)
『東海地方の鉄道敷設史』(井戸田 弘/[著] 2002)
2.新名神高速道路開通後の人・物流の移動の変化
『道路交通センサス報告書(一般交通量調査箇所別基本表)』に県内の高速道路、国道、主要地方道の統計が掲載されており、道路ごとの乗用車、バス、小型貨物車、普通貨物車の交通量が掲載されています。道路交通センサスは5年毎に調査、出版されており、新名神高速道路開通(2005)前後では、平成12年、平成17年、平成22年版があり、いずれも当館で所蔵しています。
また、国土交通省ホームページの「2008道路整備効果事例集」の三重県の欄に新名神高速道路についての記事がいくつかあります。
2008道路整備効果事例集
http://www.mlit.go.jp/road/koka8/content2.html#27
3.南勢、東紀州の交通網の整備に関する歴史がわかるもの
それぞれについて下記の資料を所蔵しています。
全般
『街道の日本史 36 (南紀と熊野古道)』(小山 靖憲/編,笠原 正夫/編 吉川弘文館 2003)
紀勢線の敷設についての資料
『熊野産業史』(みえ熊野学研究会編集委員会/編集 みえ熊野学研究会,東紀州観光まちづくり公社(発売元),伊勢文化舎(販売) 2008)
『熊野市史 中巻』(熊野市史編纂委員会/編集 熊野市)
尾鷲市の街道についての資料
『尾鷲市史 上巻』(尾鷲市役所/編集 尾鷲市役所 1969)
県道津木本線、県道木本新宮線の敷設についての資料
『紀伊南牟婁郡誌 下巻』(三重県南牟婁教育会/編 名著出版 1971)
4.上記に関連して南勢、東紀州では近年まで道路が整備されず半島でありながら渡船で交通路として利用されていた地域があったと聞いていますが、そうした渡船に関する資料
それぞれについて下記の資料を所蔵しています。
熊野灘の漁村に生活物資を運んだ「赤須賀船」についての資料
『熊野灘 磯の辺路紀行』(みえ熊野学研究会/編 東紀州地域活性化事業推進協議会,伊勢文化舎(発売) 2005)
『海の熊野』(谷川 健一/編,三石 学/編 森話社 2011)
熊野川で物資を運んだ団平船、三反帆等についての資料
『熊野産業史』※3の1番目と同じ。
【その他調査資料】
『近代交通成立史の研究』(山本 弘文/編 法政大学出版局 1994)
『近代日本の地域交通体系』(三木 理史/著 大明堂 1999)
『四日市市史』(四日市市役所 1961)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
-
各市町村史、行政の発行している資料に関しては、一通り目を通しております。
- NDC
- 参考資料
-
- 近代日本と鉄道史の展開 宇田 正/著 日本経済評論社 1995.5 , ISBN 4-8188-0780-X
- 東海地方の鉄道敷設史 井戸田 弘/[著] [井戸田弘] 2002自序
- 道路交通センサス報告書 平成17年度 全国道路・街路交通情勢調査 国土交通省中部地方整備局道路部 2007.3
- 道路交通センサス報告書 平成11年度[1] 全国道路交通情勢調査 国土交通省中部地方整備局道路部 2001.3
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000149986