レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年02月18日
- 登録日時
- 2014/02/18 18:47
- 更新日時
- 2014/06/25 13:07
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2014-004
- 質問
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解決
スイスが舞台となっている児童書(フィクション)には何があるか。
- 回答
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以下の資料があります。
『ウルスリのすず』
『フルリーナと山の鳥』
『ナシの木とシラカバとメギの木』
『マウルスと三びきのヤギ』
『大雪』 これらはすべて同じ登場人物です。
『よるの森のひみつ』
『ふたりのロッテ』
『黒い兄弟』
「最後の事件」(『シャーロック・ホウムズ最後の事件』の中の1編)
『雪のたから』 本文中にはスイスとはありませんが、冒頭の「作者のことば」にスイスが舞台と書いてあります。
参考までに、スイスが舞台というわけではありませんが、スイス出身の絵本作家の作品にスイスの風景が表れているものがあるようです。
『フェリックス・ホフマンの世界 父から子への贈りもの』p.9に「アーラウ(スイスの街)近辺には800メートルを超える山はなく、のどかな丘陵地帯が、ライン河とその支流のあいだに広がっています。それは、フェリックス・ホフマンの絵本に出てくる風景に似ています。」という記述があります。
また、『アルプスの花物語』の奥付に「クライドルフの絵本のなかには、たくさんの花の名がでてきます。その多くは日本でもなじみ深いものですが、なかには、アルプスにだけ咲く花や、こと地方独特の呼び名があったりします。」という記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『ウルスリのすず』ゼリーナ・ヘンツ/文 アロワ・カリジェ/絵 大塚勇三/訳 岩波書店 1973年
- 『ナシの木とシラカバとメギの木』アロワ・カリジェ/文・絵 大塚勇三/訳 岩波書店 1970年
- 『フルリーナと山の鳥』ゼリーナ・ヘンツ/文 アロワ・カリジェ/絵 大塚勇三/訳 岩波書店 1977年
- 『アルプスのきょうだい』光吉夏弥/訳 岩波書店 1987年
- 『マウルスと三びきのヤギ』アロワ・カリジェ/文・絵 大塚勇三/訳 岩波書店 1969年
- 『大雪』ゼリーナ・ヘンツ/文 アロワ・カリジェ/絵 生野幸吉/訳 岩波書店 1965年
- 『よるの森のひみつ』ケティ・ベント/絵 エベリーン・ハスラー/文 冨山房 1993年
- 『ふたりのロッテ』エーリヒ・ケストナー/作 池田香代子/訳 岩波書店 2006年
- 『黒い兄弟』リザ・テツナー/作 酒寄進一/訳 あすなろ書房 2002年
- 『雪のたから』パトリシア・M・St・ジョン/著 松代恵美/訳 いのちのことば社
- 『シャーロック・ホウムズ最後の事件』コナン・ドイル/作 林克己/訳 岩波書店 2000年
- 『フェリックス・ホフマンの世界 父から子への贈りもの』小さな絵本美術館 1998年
- 『アルプスの花物語』エルンスト・クライドルフ/作 矢川澄子/訳 1982年
- キーワード
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- スイス
- 児童書
- えほん
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000149399