レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20110623
- 登録日時
- 2013/10/12 00:30
- 更新日時
- 2014/03/14 11:35
- 管理番号
- 広県図20130017
- 質問
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未解決
大木惇夫の「土の歌」の解釈について書かれた資料はあるか。
- 回答
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大木惇夫(おおきあつお)作詞,佐藤眞(さとうしん)作曲「土の歌」の解釈について,まとまった資料は見付からなかった。
CD(参考資料1)の,作曲者自身によるライナーノーツに作曲の経緯が記されており,次のような記述があった。
「「時計台がくずれる」という箇所があるが,大木さんの説明では「時計台」は街の心臓であり,それが停止するというようなイメージで書いたのだということだった。」
参考資料2にも,委嘱作品であるカンタータ「土の歌」作曲の経緯が記されていた。
- 回答プロセス
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『大木惇夫詩全集』等大木関係資料を調査したが,「土の歌」についての記述は見付からなかった。
広島に関する音楽関係の資料を調査したところ,『ヒロシマと音楽』(参考文献3)に,「ヒロシマと音楽」データベースのリストが掲載されているが,大木作詞のものは「死の灰」のみであった。
「死の灰」は,平和記念資料館平和データベースによると,「混声合唱のためのカンタータ“土の歌”より。原曲は、オーケストラと混声合唱のためのものであるが、1966年にオーケストラの部分をピアノに書き改められ、また曲全体にもかなりの手が加えられた。」とあった。(2013.12.13確認)
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/database/
合唱関係の資料を調査したところ,参考文献2に関係の記述が見付かった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 声楽 (767)
- 詩歌 (911)
- 参考資料
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- 1 土の歌 佐藤眞作品集 ビクターエンタテインメント 2005
- 2 日本の合唱史 戸ノ下達也, 横山琢哉/編著 青弓社 2011 (p.197-201 佐藤眞「「土の歌」のことなど」)
- 3 ヒロシマと音楽 「ヒロシマと音楽」委員会/編 汐文社 2006 (p.146-191 「ヒロシマと音楽」データベース リスト)
- 4 大木惇夫詩全集 1~3 金園社 1969
- キーワード
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- 大木惇夫
- 佐藤眞
- 土の歌
- 死の灰
- 大地讃頌
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000138486