レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2013/09/22 18:02
- 更新日時
- 2013/09/23 13:04
- 管理番号
- 2013.10-01
- 質問
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解決
(重症熱性血小板減少症候群・SFTSの感染源となる)マダニの写真や、咬まれないための予防法、咬まれた際の対処法について知りたい。
- 回答
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1.『日本ダニ類図鑑』江原 昭三/編 全国農村教育協会1980年
2.『生活害虫の事典』佐藤仁彦 編. 朝倉書店, 2003年
「フタトゲチマダニ」などマダニ科の雄・雌の写真が掲載や、形態や特徴、分布についての説明あり。
3.『ダニ病学 暮らしのなかのダニ問題』高岡 正敏/著 東海大学出版会 2013年 P51~59
「マダニ媒介性の感染症」の項目に、2012年11月に日本で初めて(2005年から確認事例あり)山口県の成人女性が「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に罹り死亡した事例の記載あり。現在のところ、このウイルスに効果的な治療薬やワクチンがないため、ダニに刺されないように身体を十分に防備し、帰宅後は衣類の処置を行い、できれば入浴なども効果的とある。「フタトゲチマダニ」の写真あり。
4.『Aera(アエラ) 2013年3月11日号』(朝日新聞出版)P60~61
マダニの生息地や咬まれないための予防法、咬まれた際の対処法、SFTSについての記事あり。
・咬まれた際の対処法→マダニは数日から10日かけて長時間吸血するので、それを無理に引き抜こうとするとマダニの体の一部が皮膚内に残ってしまうことがある。できるだけ病院で処置してもらうのがよい。また、酸や熱に弱く、消毒アルコールや台所洗剤で咬まれた箇所を洗い流すのが効果的とあり。写真もある。
5.『日経メディカル 2013年2月号』 日経BP社 P326.
6.『Newton(ニュートン) 2013年5月号』 ニュートンプレス P8
マダニ・SFTS関連の記事あり。
●厚生労働省HP>政策について>分野別の政策一覧>健康・医療>健康>感染症・予防接種情報>その他の感染症>重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について> 〃(SFTS)に関するQ&A
【http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou19/sfts_qa.html】
「フタトゲチマダニ」と「タカサゴキララマダニ」の写真や“咬まれないための予防法”や“咬まれた際の対処法”、“SFTS”などについてQ&A方式で記載あり。写真もある。
●国立感染症研究所。【http://www.nih.go.jp/niid/ja/diseases/sa/sfts.html】
重症熱性血小板減少症候群について説明あり
- 回答プロセス
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当初、「マダニの写真が見たい」とのこと。図鑑や事典類を案内。
その後「マダニに咬まれた際の対処法を中心に知りたい」とのこと。そのほかSFTS関連の話となり、雑誌記事や関連資料、ネット情報を案内。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1.『日本ダニ類図鑑』江原 昭三/編 全国農村教育協会 1980 , ISBN 4-88137-010-3
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2. 『生活害虫の事典』 佐藤仁彦 編. 朝倉書店, 2003.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004309822-00 , ISBN 4254640315 -
3.『ダニ病学 : 暮らしのなかのダニ問題』. 高岡正敏 著. 東海大学出版会, 2013.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024472307-00 , ISBN 9784486019718 - 4.『Aera(アエラ) 2013年3月11日号』 朝日新聞出版
- 5.『日経メディカル 2013年2月号』 日経BP社
- 6.『Newton(ニュートン) 2013年5月号』 ニュートンプレス
- キーワード
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- マダニ
- フタトゲチマダニ
- タカサゴキララマダニ
- SFTS
- 重症熱性血小板減少症候群
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000137456