レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年07月09日
- 登録日時
- 2013/08/24 09:13
- 更新日時
- 2019/11/27 14:32
- 管理番号
- 京資-253
- 質問
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解決
山本覚馬が書いた管見(かんけん)を見たい。
- 回答
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「管見」は、山本覚馬が慶応4(1868)年に新政府に宛てて出した建白書のことで、『山本覚馬』のp262~290、『山本覚馬伝』のp212~228に全文が記載されている。なお、『山本覚馬』は「国立国会図書館デジタル化資料」で全文を見ることができる。
また、島津久徴が明治2年に筆写した「管見」を同志社大学が所蔵している。表紙には「山本覚馬建白」とあり、「同志社大学学術リポジトリ 貴重書デジタル・アーカイブ」で全文を見ることができる。
- 回答プロセス
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1.質問者が持参したプリントの参考文献に『会津武士』があったので、京都府立総合資料館・京都府立図書館の蔵書検索システムで、タイトル「会津武士」を検索した。当館で所蔵していることが分かったので内容を調べたが、管見の本文は記載されていなかった。
2.同システムで、キーワード「管見」「山本覚馬」を検索したが、見つからなかった。
3.国立国会図書館サーチで、キーワード「管見 山本覚馬」を検索したところ、「国立国会図書館デジタル資料」で『山本覚馬』(青山霞村/著 同志社 1928年)が見つかった。
4.上記1のシステムで、タイトル「山本覚馬」、著者「青山霞村」を検索したところ、当館で所蔵していることが分かった。内容を調べたところ、管見の全文が記載されていた。
5.『山本覚馬』の改訂増補版『山本覚馬伝』を調べたところ、管見の全文が記載されていた。
6.インターネットで、キーワード「管見 山本覚馬」を調べた。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 『会津武士 山本覚馬 丹羽五郎』 福本武久/著 高橋哲夫/著 歴史春秋出版 1991年 275p (当館請求記号K0/289.1/Y31-F)
- 『山本覚馬』 青山霞村/著 同志社 1928年 298p (当館請求記号K/289.1/Y31)
- 『山本覚馬』 青山霞村/著 同志社 1928年 298p 「国立国会図書館デジタル化資料」 (http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1058251 最終アクセス日2013年8月22日)
- 『山本覚馬伝』 改訂増補 青山霞村/原著 田村敬男/編集 京都ライトハウス 1976年 418p (当館請求記号K0/289.1/Y31)
- 『山本覚馬建白』 久徴写 1869年 「同志社大学学術リポジトリ 貴重書デジタル・アーカイブ」 (http://elib.doshisha.ac.jp/denshika/yamamoto/128/imgidx128.html 最終アクセス日2013年8月22日)
- キーワード
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- 管見
- 建白書
- 山本覚馬
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000136239