レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2013/07/23 10:18
- 更新日時
- 2014/01/16 14:41
- 管理番号
- 神戸図ー530
- 質問
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石川啄木の作品の中で、詩か歌か不明だが、文中に「都会の底」というフレーズが出てくる作品を探している。『石川啄木全歌集総索引』などで、「底」「都会」をキーワードに調べが、該当する歌はなかった。
- 回答
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『石川啄木事典』で「都会」という言葉を調べると末尾のほうに『「無題(屋根又屋根・・・)」に記すように、「都会の底のふかさ」と 「騒然たる物音」におびえる心象(以下略)』とあり。この「無題」の詩の所在を探したところ
『石川啄木全集 第2巻』(筑摩書房) P434(詩稿より)に収録されている。この本の解題には、「詩稿」とは「市立函館図書館啄木文庫」に所蔵される文献中、「暗い 穴の中へ外七篇及び詩稿」と題する二百字詰原稿用紙七十五枚を綴って仮装幀した一冊の遺稿がある。これは評論感想文の草稿と詩稿を綴ったもの(以下略)』と記述されている。
『啄木全集 第3巻』(岩波書店)P155 にも詩の本文が収録されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『石川啄木事典』 おうふう 2001 (PV:7000040243 91028=N1)
- 『石川啄木全集 第2巻』 筑摩書房 1979 (PV:0006026237 91868=K8=2)
- 『啄木全集 第3巻』 岩波書店 1953 (PV:0000167894 9108=1001=3)
- 『石川啄木全歌集総索引』 笠間書院 1973 (PV:0000407352 91116=K3)
- キーワード
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- 石川啄木
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000134148