レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/08/19
- 登録日時
- 2012/12/29 02:15
- 更新日時
- 2013/01/17 11:10
- 管理番号
- 6000005301
- 質問
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解決
豊中市服部南町の住吉神社にある能舞台は珍しいものだと聞いたが、これについて詳しくわかる資料はあるか。
- 回答
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服部南町の住吉神社の能舞台は国登録有形文化財で、大阪府内に現存する最古の能舞台。『とよなか歴史・文化財ガイドブック』『新修豊中市史 第7巻 民俗』などに詳しい記載があり。
- 回答プロセス
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郷土資料の書架を探す。
『とよなか歴史・文化財ガイドブック』(豊中市教育委員会)p58「住吉神社 服部南町2丁目3」に、住吉神社の概要があり。奈良時代末から平安時代初めにかけて創建、現在の社殿はもと大阪中之島にあった豊国神社の社殿が移築されたもの。
社殿東側の能舞台は総檜造りの国登録文化財で、能舞台では大阪府内最古のもの。明治31(1898)年に大阪博物場の観能施設として建てられ、昭和2(1927)年に大阪天満宮へ移された後、昭和56(1981)年の住吉神社の大造営の際に現在の位置に移築された。
『大阪府の歴史散歩 上 大阪市・豊能・三島』(山川出版社)にも同様の記載があり。
また、『新修豊中市史第7巻 民俗』(豊中市)p721-722に、この能舞台で毎年8月に演じられる薪能の写真と説明があり。これによると、平成10(1998)年に国の登録有形文化財となったとのこと。
なお、豊中市のサイトhttp://www.city.toyonaka.osaka.jp/top/bousai/toshikeikan/hyakei/hattori/sumiyoshi.html にも、服部南町の住吉神社についての説明があり。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『とよなか歴史・文化財ガイドブック』豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課/編集(豊中市教育委員会生涯学習推進室地域教育振興課)
- 『大阪府の歴史散歩 上』大阪府の歴史散歩編集委員会/編(山川出版社)
- 『新修 豊中市史第七巻』豊中市史編さん委員会/編集(豊中市)
- キーワード
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- 住吉神社(スミヨシジンジャ)
- 能舞台
- 服部南町(ハットリミナミマチ)
- 豊中(トヨナカ)
- 文化財
- 薪能(タキギノウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000117789