レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/02/03
- 登録日時
- 2012/08/24 02:12
- 更新日時
- 2024/03/30 00:35
- 管理番号
- M12032310112592
- 質問
-
グリム童話に「KHM」という言葉が題名と一緒に出てくるが、何を意味するのか。
- 回答
-
①『グリム童話を読む事典』によると、グリム童話の正式名称は『子供と家庭の童話集』で、それはドイツ語の原題“Kinder-und Husmarchen”の頭文字をとってKHMと省略されると解説している。
②『黒い森のグリム』においても、グリム童話のことをKHMまたは『メルヒェン集』と略記する旨が述べられている。
③『目で見るグリム童話』では、さらに「(前略)数字はグリム兄弟が生きている間に出た最後の版(一八五七年)に載っている話の順番を指しています。『グリム童話集』に含まれている話を取り上げるときには、この番号を挙げるのが国際的な習慣になっています。」(p32 注釈より引用)とある。④『完訳グリム童話集 1』の巻末の解説においても同様の記述がある。なお、数字については⑤『一つよけいなおとぎ話』のように、初版のメルヒェン番号をあげているものもある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- ドイツ文学 (940 9版)
- 参考資料
-
-
①高木昌史『グリム童話を読む事典』 三交社,2002,504p. 参照はp.1-4.
②大野寿子『黒い森のグリム』 郁文堂,2008,352p. 参照はp.3-9.13.
③野村?『目で見るグリム童話』 筑摩書房,1994,218p. 参照はp.32.
④グリム原作 野村?訳『完訳グリム童話集 1』 筑摩書房,1999,238p. 参照はp.235-237.
⑤ジョン・M・エリス『一つよけいなおとぎ話』 新曜社,1993,278p. 参照はp.80.
-
①高木昌史『グリム童話を読む事典』 三交社,2002,504p. 参照はp.1-4.
- キーワード
-
- グリム童話
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2012032310110912592
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000110553