レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012/04/11
- 登録日時
- 2012/06/15 02:01
- 更新日時
- 2012/06/15 02:01
- 管理番号
- 滋2011-1828
- 質問
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解決
万葉集に収録されている「あをによし 奈良山過ぎて」で始まる和歌の全文、歌の意味、作者、収録巻数を知りたい。
- 回答
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『淡海万葉の世界』によりますと、和歌の全文は「あをによし 奈良山過ぎて もののふの 宇治川渡り 少女(をとめ)らに 相坂山に 手向草(たむけくさ) 糸取り置きて 吾妹子(わぎもこ)に 淡海(あふみ)の海の 沖の波 来寄(きよ)る浜辺を くれくれと 独りそわが来る 妹が目を欲(ほ)り」で、歌の意味は「奈良山を過ぎて、宇治川を渡り、逢坂山に手向けの品として糸を供えて、近江の海の沖の波が寄せて来る浜辺を、おぼつかなく、暗い気持ちで独りでやって来る、妻に一目(ひとめ)逢いたくて。」と記されています。また同資料には、作者は「未詳」で、収録巻数は「万葉集 巻十三」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 詩歌 (911 8版)
- 参考資料
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- 1 淡海万葉の世界 藤井五郎∥著 サンライズ出版 2000年 S-9100- 00 p.34,275
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2 校注歌枕大観 近江編 森本茂∥編著 大学堂書店 1984年 S-9100- 84 p.210 -
3 万葉の歌 8 広岡義隆∥著 保育社 1986年 S-9100- 86 p.9,179 -
4 萬葉の近江 滋賀アララギ会∥編 白川書院 1971年 S-9100- 71 p.22
- キーワード
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- 和歌
- 万葉集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000107198