レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年02月02日
- 登録日時
- 2012/05/17 10:57
- 更新日時
- 2012/07/27 13:45
- 管理番号
- 埼熊-2012-035
- 質問
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未解決
岩手県から富岡製糸場へ派遣された女工の名前を知りたい。
- 回答
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以下の資料より、岩手県から富岡製糸場に派遣された女工が明治6年4月に8名いたことがわかるが、名前の記述がある資料は見つからなかった。
『日本庶民生活史料集成 12』(谷川健一〔ほか〕編集 三一書房 1972)和田英著「富岡日記」の所収あり。
p431 本文中に、岩手からの入場者については記述なし。
p470「繰糸伝習工女雇入方心得書」という資料の紹介あり。県立未所蔵。
p470「富岡日記 補註32」に、「明治6年4月現在の県別工女数」があり、「岩手(八)」とあり。
- 回答プロセス
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富岡製糸場の工女について調査するが、以下の資料に関係の記述なし。
『尾高惇忠 郷土の先人 深谷ふるさと文庫 1』(荻野勝正著 博字堂 1995)
p26「工女郷貫録」という資料があることがわかるが、県立未所蔵。
『新藍香翁』(塚原蓼州著 青淵渋沢栄一記念事業協賛会 1979)
p157「この美風を伝え聞き、翁を尊び、かつ信んじて、今では自家の娘に『富岡工女』の肩書をつけるのが名誉と考えるほどになった。この名声は遠方山口県に及び…」とあるが、岩手県については記述なし。
- 事前調査事項
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「岩手県蚕糸業史」(岩手県蚕糸振興協議会 1980)
- NDC
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- 労働経済.労働問題 (366 9版)
- 製糸.生糸.蚕糸利用 (639 9版)
- 参考資料
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- 『日本庶民生活史料集成 12』(谷川健一〔ほか〕編集 三一書房 1972)
- キーワード
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- 蚕業-岩手県-歴史
- 富岡製糸所
- 女性労働-群馬県
- 繊維工業-従業員
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000106120