レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年11月13日
- 登録日時
- 2012/05/09 16:47
- 更新日時
- 2012/05/10 14:38
- 管理番号
- 島根参2011-11-002
- 質問
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解決
「ローマ劫掠(ごうりゃく)」について知りたい。
- 回答
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当館所蔵資料より、以下の資料を紹介。回答時【資料1】は当館未所蔵だったが、現在は購入済。
資料1:「ローマ劫掠」が書名にもなっている美術史/精神史。
資料2:第18巻 第1章「1527年は様々な事件と災厄に満たされた年-エミリアに集結した皇帝軍の動き-教皇領における戦争の推移-同盟諸国とイギリス王国に対する教皇の援軍の要請。教皇とナポリ副王との交渉に対する同盟諸国の疑い」など、著者の『イタリア史』全20巻のうち、第18・19・20巻を収録。
資料3:「1527年、カールの軍隊は「ローマ劫掠」をおこない、教皇を監禁した。(以下省略)」との記述あり。
資料5:p93「1527年には、ローマ教皇の本拠地ローマが神聖ローマ帝国軍によって徹底的略奪される、いわゆる「ローマ略奪」が突発した」との記述あり。これ以上詳細な記述なし。
- 回答プロセス
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(1) インターネットで「ローマ劫掠」を検索したところ、【資料4】がヒット。ローマ劫掠とは、ローマ略奪、ローマ劫略ともいう、1527年にイタリア・ローマで起こった事件と判明。
(2) また、その【資料4】の参考文献より、【資料1・2】の所蔵を確認。
(3) 当館所蔵のイタリア史に関する資料にあたり、内容を調査。
- 事前調査事項
- NDC
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- イタリア (237 8版)
- 参考資料
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【資料1】 『ローマ劫掠 1527年、聖都の悲劇』 アンドレ・シャステル/著 越川 倫明/訳,筑摩書房,2006.12
(237.0/シ06/
) -
【資料2】 『イタリア史 9』 F.グイッチァルディーニ/著, 太陽出版,2007.8
(237/グ/9
) -
【資料3】 『イタリア史 新版世界各国史』 北原 敦/編, 山川出版社,2008.8
(p247 237/イ08/
) - 【資料4】 〔Wikipedia:ローマ略奪〕http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E7%95%A5%E5%A5%AA(最終確認2012/5/9)
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【資料5】 『イタリアの歴史 ケンブリッジ版世界各国史』 クリストファー・ダガン/著 河野 肇/訳,創土社,2005.5
(p93 237/ダ05/
)
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【資料1】 『ローマ劫掠 1527年、聖都の悲劇』 アンドレ・シャステル/著 越川 倫明/訳,筑摩書房,2006.12
(237.0/シ06/
- キーワード
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- ローマ劫掠
- ローマ略奪
- ローマ劫略
- サッコ・ディ・ローマ
- Sacco di Roma
- カール5世
- イタリア戦争
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000105694