レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年04月23日
- 登録日時
- 2012/04/23 17:35
- 更新日時
- 2013/01/19 10:52
- 管理番号
- 長野市立長野-12-003
- 質問
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解決
知り合いが「フルブライト奨学金」で留学したそうですが、起源、どういう留学制度か知りたい。
- 回答
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1946年、アメリカ合衆国上院議員J・ウイリアム・フルブライトの発案によって、「教育交流法案」と「軍事財産処分法の一部改正案」の2本立てで成立した奨学金制度です。
日本の本格的なフルブライト計画は1951年、「日米フルブライト計画」が゙発足し、本格的なフルブライト計画は1953年からとなる。
フルブライト奨学金の対象は専門的研究を行う人々、大学院留学生、教師ならびに教育行政に携わる人々、教育視察も含まれた。
奨学金の内容は生活費、学費、渡航費である。
応募資格は満35歳未満、筆記試験、書類選考、個人面談、身体検査などである。
20倍から30倍の競争率でスタートした。
現在も行われている奨学金制度です。
- 回答プロセス
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「フルブライト」、「奨学金制度」のキーワードで調べていくと、下記の本に行き当たり、J・ウイリアム・フルブライトのことが詳しく載っていましたので、奨学金のことがわかりました。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 『権力の驕りに抗して』J・W・フルブライト/著 日本経済新聞社 1991 <289.3フ> (p64)
- 『もうひとつの日米関係』近藤 健/著 ジャパンタイムズ 1992 <373フ> (p25 p82~89)
- 『アメリカの肖像』外岡 秀俊/著 朝日新聞社 1994 <302.5ソ> (p75)
- 『原典アメリカ史 第6巻』アメリカ学会/訳編 岩波書店 1981 <253ケ6> (p337)
- キーワード
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- フルブライト奨学金
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000105173