レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年12月26日
- 登録日時
- 2012/01/31 11:26
- 更新日時
- 2012/03/27 17:43
- 管理番号
- 名古屋市鶴-2011-034
- 質問
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解決
「右筆所日記」が見たい。
- 回答
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「右筆所日記」は“江戸城内の儀礼・将軍の動静・任免・人事等について正式の記録として大目付・目付の関与のもと、右筆の職務として毎日作成されていた記録”(「徳川実紀・続徳川実紀」 小宮木代良 (『国史大系書目解題 下巻』所収))で、その原本は伝存が確認されていないそうです。ただ、写本・抄本はかなり伝存しており、その中でも姫路酒井家本(日記 108冊)のうち慶安4年(1651)以前のものが良質な写本とされています。この姫路酒井家本のうち寛永8年(1631)から明暦4年(1658)までの73冊の影印本がゆまに書房より刊行されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 参考資料
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- 『江戸幕府日記 第26巻 姫路坂井家本 影印』 藤井譲治/監修・解題 ゆまに書房 2004年 p.551-557
- 『国史大系書目解題 下巻』 皆川完一/編 吉川弘文館 2001年 p.851-858
- 『江戸幕府の日記と儀礼史料』 小宮木代良/著 吉川弘文館 2006年 p.26-37
- 『国史大辞典 第2』 吉川弘文館 1980年 p.340
- キーワード
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- 右筆所日記
- 御日記
- 江戸幕府日記
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 所蔵調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000100723