レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/11/01
- 登録日時
- 2012/01/13 02:00
- 更新日時
- 2012/01/13 02:00
- 管理番号
- 1000000403
- 質問
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解決
山原船の構造を知りたい。
- 回答
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下記の資料を紹介する。
「山原船について(上)(下)」(浜村建治)『船の科学1985年5月号 第38巻 第5号 (No.439)』『船の科学1985年6月号 第38巻 第6号 (No.440)』(船舶技術協会編、1985年)
(上)で、山原船について、「明治以降沖縄地方で盛んに建造された内航用木造帆装商船」と定義している。
(下)では、山原船の構造図の他、分類、大きさ、構造と材料、艤装と塗装、帆装、運航(積荷、航路、乗組員数、耐用年数)と建造記録について説明がある。
『与那原町史』(与那原町史編集委員会、与那原町役場、1988年)
p66-121「第一節 山原船と与那原」
p115-121には、馬艦(山原船)の各部の名称を示した図面がある。他に、山原船の船頭や船造りに従事した地元の4名の話、尺寸法と荷物の積高石数の表がある。
『沖縄・与那城町のマーラン船』(与那城町海の文化資料館編、2004年)
山原船の由来、構造、交易ルートなどを図や写真資料で紹介した冊子。
p11-18に船大工が使用した道具の解説がある。また、山原船の構造を、中国と日本の船の構造と比較して、そのルーツを考察している。
p22-23には、山原船独自の改良点についての説明もある。
『論集海上の道』(国分 直一、大和書房、1978年)
p274-290「山原船」の項に、山原船の起源、交易路、構造についての解説と簡単な図面がある。
『青い海 第6巻第9号・通巻第57号』(青い海出版社、1976年)
p27-31「遥かなる山原船」に、沖縄県に唯一(当時)ある山原船「琉球丸」の写真が掲載されている。
『おきなわ今と昔』(平良 昇次郎、月刊沖縄社、1965年)
p114-115に山原船のモノクロ写真が4点ある。
※加えて、海の文化資料館(うるま市)を紹介。
連絡先:098-978-8831 メール:umi-bun@apricot.ocn.ne.jp
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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- 1 船の科学 1985年5月号 第38巻 第5号 (No.439) 船舶技術協会 船舶技術協会 1985.5 K55/F89/1 72-76
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2 船の科学 1985年6月号 第38巻 第6号 (No.440) 船舶技術協会 船舶技術協会 1985.6 K55/F89/2 52-57 -
3 与那原町史 与那原町史編集委員会∥編 与那原町役場 1988.3 K23/Y82/ 66-121 -
4 沖縄・与那城町のマーラン船 与那城町海の文化資料館∥編集 与那城町海の文化資料館 2004.7 K55/Y82/ 11-18、22-23 -
5 論集海上の道 国分 直一∥編 大和書房 1978.5 K389/KO45/ 274-290 -
6 青い海 第6巻第9号・通巻第57号 青い海出版社∥[編] 津野 創一∥編 青い海出版社 1976.10 K05/A52/57 27-31 -
7 おきなわ今と昔 平良 昇次郎∥著 月刊沖縄社 1965.10 K299/TA23/ 114-115
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000099618