レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/02/26
- 登録日時
- 2011/10/18 02:00
- 更新日時
- 2012/03/03 02:00
- 管理番号
- 滋2010-0167
- 質問
-
解決
国指定の史跡紫香楽宮跡の場所が違うと聞きましたが、本当ですか。
- 回答
-
甲賀市信楽町黄瀬・牧の遺跡が、聖武天皇が奈良時代に遷都した紫香楽宮だとして、1926年(大正15)に国史跡に指定されました。しかし、1984年(昭和59)から始まった宮町遺跡の発掘調査により、こちらの方が紫香楽宮跡とみなされるようになりました。2000年(平成12)には宮殿部分の巨大な建物跡も発見され、宮町遺跡は2005年(平成17)に「国史跡紫香楽宮跡」に追加指定されています。なお、黄瀬・牧の遺跡は東大寺に先駆けて大仏を建立した甲賀寺の跡だといわれています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 日本史 (210 8版)
- 参考資料
-
- 1 宮町遺跡発掘調査報告 1 信楽町教育委員会∥編集 信楽町教育委員会 1989年 5-2237-1
-
2 宮町遺跡発掘調査報告 2 信楽町教育委員会∥編集 信楽町教育委員会 1990年 5-2237-2 -
3 紫香楽宮跡関連遺跡発掘調査概報 甲賀市教育委員会∥編集 甲賀市教育委員会 2008年 5B-2233- 08 -
4 天平の都紫香楽 「天平の都紫香楽」刊行委員会∥編集 ナカニシヤ出版 1997年 S-2337- 97 -
5 聖武天皇と紫香楽宮の時代 小笠原好彦∥著 新日本出版社 2002年 S-2337- 02 -
6 大仏造立の都・紫香楽宮 小笠原好彦∥著 新泉社 2005年 S-2337- 05 -
7 よみがえらそう紫香楽宮 栄原永遠男∥著 甲賀市教育委員会∥編集 甲賀市教育委員会 2007年 SB-2300- 07 -
8 大仏はなぜ紫香楽で造られたのか 滋賀県文化財保護協会∥編集 滋賀県立安土城考古博物館∥編集 滋賀県文化財保護協会 2005年 S-2300- 05 -
9 聖武天皇の夢と謎 甲賀市教育委員会∥編 新人物往来社 2005年 S-2237- 05 -
10 聖武天皇とその時代-天平文化と近江- 滋賀県文化財保護協会∥編集 滋賀県立安土城考古博物館∥編集 滋賀県文化財保護協会 2005年 SB-2300- 05 -
11 聖武天皇の夢・紫香楽 滋賀県教育委員会文化財保護課∥編集 滋賀県埋蔵文化財センター∥編集 甲賀市教育委員会 2007年 S-2330- 07 -
12 今よみがえる紫香楽宮 栄原永遠男∥著 信楽町教育委員会∥編集 メモリアルフェスタしがらき開都1250年実行委員会 1994年 SB-2337- 94
- キーワード
-
- 紫香楽宮
- 宮町遺跡-甲賀市
- 甲賀寺
- 古代寺院
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000092348